ストーリーを見せる

2003 43rd ACC CM FESTIVAL 入賞作品発表会に行ってきた。盛岡・岩手では県民会館の中ホールで行われた。

見てきての感想だが、15秒は短すぎるなと感じた。30秒を越えると世界観が生まれるなと思った。15秒を逆手に取った作品もあったのだが、30秒の作品が見せる世界には及ばないものが多かったと思う。

今さらのことだが、やはりストーリーをじっくり見せるタイプのCMは見ていて良いなぁと思う。ただ、CMの場合、作品としての価値は商品のイメージを上げるところにあるから、果たしてそのCMが商品のイメージを上げることに貢献しているかはまた別問題かもしれない。15秒でも斬新なアイディアで目を引く場合は、軍配が上がるかもしれない。

でも、そうだよなぁとじーんと来るようなCMを見ていると、その商品を使いたくなる気分になる。思ったのが、その商品を使ってみなさんの生活はこんな風にハッピーになりますよ、豊かになりますよというメッセージが直接または潜在的に刷り込まれたCMは強いなと思った。提案は大事です。

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