TouchDesigner」タグアーカイブ

複製したオペーレーターの出力を自動的につなげる方法 / How to automatically connect the outputs of duplicated operations.

Relicator COMPで複製したオペレーターを任意のオペレーターのInputに自動的につなげる方法。複製する個数を変える度に、手動でつなげなくて良いので便利。

1は、自分の連番を元にした角の数の多角形を描画する3base1を複製、5layout1は、複製された多角形をグリッド上に配置している。

複製されたオペレーターを自動的につなげるには、2のスクリプトを以下の様に書く。

def onRemoveReplicant(comp, replicant):

	replicant.destroy()
	return

def onReplicate(comp, allOps, newOps, template, master):

	for c in newOps:
		#c.display = True
		#c.render = True
		#c.par.display = 1
		#c.par.clone = comp.par.master
		c.outputConnectors[0].connect(op('layout1'))
		pass

	return

13行目で、OPを生成する度に、5layout1に接続している。

サンプルファイル

https://github.com/arkwknsk/touchdesigner/blob/master/tips/replicator/replicator.toe

2つのChopを1つの波形にする方法 / How to make two Chops into one waveform

2つのChopの波形を1つの波形としてつなげるには、Splice CHOPを使う。

追加する波形を前に入れるか、後に入れるかは、5Directionで変更できる。

Direction
First to Last前に挿入
Last to First後ろに挿入

解説

アニメーションなどの波形を生成するときに、一定時間固定する波形などを足したいときに便利な手法。

12で波形を生成。この2つの波形を34Splice CHOPでつなげている。3の場合は、Input2に入ってきた2を先頭に挿入し、その後に1の波形を足している。

サンプルファイル

https://github.com/arkwknsk/touchdesigner/blob/master/tips/splice/splice.toe

TDで、OPの名前を処理する方法

概要

Pythonで、OPの名前”base1″の数字やベース名を抽出したり、OPの名前を生成する方法。
OPの名前から数字(連番)をスクリプトから取得することで、繰り返し処理などが効率化できます。

サンプルファイル

https://github.com/arkwknsk/touchdesigner/tree/master/tips/op-name

OPの名前から連番を取得する方法

d = op('base1').digits
print(d) # 1

ここでは、digitsを使って、base1の連番を抽出しています。

OPの名前を生成する方法

TDF = op.TDModules.mod.TDFunctions
name = TDF.incrementStringDigits('foo',2)
print(name) #foo2

TDの標準ライブラリのincrementStringDigitsを使います。2個目の引数に、くっ付けたい数字を指定します。

OPの名前から連番前の文字列を取得する方法

b = op('base1').base
print(b) #base

baseを使って、連番前の文字列を抽出します。正規表現を書くより楽です。

TDで、スクリプトからConstant CHOPを書き換える方法

概要

Constant CHOPを参照するのと同じ形で値を変えようとするとエラーになるが、書き換えられる方法。

サンプルファイル

https://github.com/arkwknsk/touchdesigner/tree/master/tips/rewrite-upconstant-chop

Pythonコード

import random
op('constant1').par.value0 = random.uniform(0,100)

ここでは、1constant12text1のスクリプトから書き換えています。

chop_op.par.value0の形でアクセスすることで、値を書き換えられます。chop_op[0] = 1234 の形でアクセスするとエラーになります(Read Only)。

実行タイミング

最後に、このやり方で実行のタイミングはどうなるかを検証。結論は、同フレーム内で処理されるので安心です。

3text2のスクリプトから1constant1を書き換え、その変更で4chopexec1が実行されるサンプルを実行します。各実行タイミングでFrame数を出力しています。

import random
print( absTime.frame)
print( op('constant1')[0])
op('constant1').par.value0 = random.uniform(0,100)
print( op('constant1')[0])

4chopexec1で最後のFrame数を出力します。

def onValueChange(channel, sampleIndex, val, prev):
	print( absTime.frame)
	return

3text2のスクリプトから1constant1を書き換え、その変更で4chopexec1が実行されるサンプルを実行します。各実行タイミングでFrame数を出力しています。

実行結果は以下です。

python >>> 
29169
9.247329711914062
54.78358840942383
29169
python >>> 

2行目で、最初のFrame数を出力。3行目で、古い値が表示されています。4行目で書き換わった値を1constant1から参照して出力しています。ということは、同スクリプト内で書き換えた値を再び参照できるようです。最後に、4chopexec1の実行タイミングのFrame数を出力しています。最初のFrame数と同じなので、同フレーム内で実行されていることを検証できました。

余談

スクリプトの計算結果から、CHOPのノードで処理するときに便利です。また、スクリプトの計算結果を環境変数にして、各ノードの設定を決めるのにも便利です。

スクリプトから、Table DATを更新して、CHOPに流し込む方法もありますが、ノードの数が増えてしまいます。

TouchDesigner 黙々会2019 #01の成果物

10/23に開催されたTouchDesignerの黙々会の成果物をアップします。

つくったもの

先日、 cyclo. (Ryoji Ikeda, Alva Noto)のLiveを観てきまして、Line Art系のAudio/VisualなものをTouchDesignerで作れないかなと。

成果物

https://github.com/arkwknsk/touchdesigner/tree/master/mokumoku/20191023
MIT Licenseで公開
かなり、ネットワークが汚いですが、お許しを。

サウンド解析

  • ネットワーク左側に、Audio Device In CHOPを配置。別途、サウンドドライバを入れて、PC内部でループさせてYouTubeの音を拾ってきた
  • サウンド解析は、Paletteに入ってるaudioAnalysisを使用。ここから、CHOPでごにょごにょと、音から拾ってきた数字をいじる
  • 閾値の調整や数値のスケールで、かなり映像が変化するので、実際の調整はきりがない。
  • Audio File In CHOPに、手元のMP3ファイルなどを指定して音を鳴らすことも可能

ラインアート

ラインアートを大量に出す方法は、比嘉さんのブログで解説されています
http://satoruhiga.com/TDWS2019/day10/

  • Circle SOPで、四角や円をつくり、Geometory COMPでインスタンシング。位置やサイズに、音解析のデータを加えて、A/V感を。
  • インスタンシングする際に、ベースとなる位置は、ネットワーク真ん中上部のSOPで決めます。形状を複数個つくり、これをスイッチングして、バキッバキッと演出
  • カメラは、視点にNullを指定して、常に中心部分を見るようにし、Projectionは、Orthographicにして、2D感を。

インスタンシングでの位置やスケールを変えれば、いろいろとoFっぽい演出が、TDでもできそうな感じ。

Post Processing

  • フラッシュ効果は、Level TOPのInvertで反転して演出。反転するタイミングも、音解析から持ってくる。
  • その他、色を変えたり、ノイズを載せたり

TouchDesignerでPythonからOPを作成する

例えば、Table DATをPython スクリプトから生成する場合

parent().create(tableDAT,'foo')

COMP.create

create(OPtype, name, initialize=True) 

OPType に、作成したい OPのclassを入れると OPの種類を指定できます。

Replicator COMPからではなく、OPを作成したいときに便利です。

Geometryの描画順を指定する

TouchDesignerで、Geometryの描画順(重ね順)を指定する方法

Geoの描画順

Geometory COMPのパラメーター

1Draw Propertyに優先度を入力する。0が一番最後に描画され上になり、数字が増えるほど、最初に描画され、下の方に表示される。

TDの公式ドキュメントはこちら
https://docs.derivative.ca/index.php?title=Transparency

ショートカットから.toeを起動する方法

インスタレーションなどでは、アプリが自動起動させて、システムを起動させる必要があります。その際に、Windowsのスタートアップやプロセス監視アプリから、.toeを実行できるショートカットが便利です。

また、インスタレーションなどでは、TouchDesignerから起動するのではなく、TouchPlayerという再生環境で実行するのが好ましいです。

.toeのショートカットを作成する

最初に、.toeのショートカットを作成します。起動させたい.toeファイルを右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。

すると、ショートカットが同じフォルダに作成されます。

この状態で、ダブルクリックしても、shortcut.toeが、TouchDesignerから開かられるので、ご注意を。

TouchPlayerのショートカットを作成する

次に、TouchPlayerのショートカットを作成します。TouchPlayerは、TouchDesginerの実行ファイルと同じフォルダにインストールされています。デフォルトのインストール先は、C:\Program Files\Derivative\TouchDesigner099\binです。

TouchPlayer099.exe(将来的にバージョンが変わった場合には、ファイル名が変わる可能性あり)というファイルがあるので、これのショートカットを上と同じく作ります。

作ったショートカットのプロパティを表示します。

プロパティの中の「ショートカット」タブを選択します。「リンク先」という項目のテキストフィールドに入っている文字列をすべてコピーします。TouchPlayerへの絶対リンクの文字列になります。

.toeのショートカットにTouchPlayerを設定する

最初に作成した.toeへのショートカットのプロパティを表示します。

リンク先の項目を選択し、カーソルを一番先頭に移動させます。

ここに、コピーしたTouchPlayerへの絶対パスをペーストします。次に、一文字だけ半角スペースを入れます。テキストフィールドには、こういった文字列が入ることになります。

"C:\Program Files\Derivative\TouchDesigner099\bin\TouchPlayer099.exe" C:\Users\banana\shortcut.toe

設定を保存して、ショートカットをダブルクリックすると、TouchPlayerから自動的に.toeが起動します。このショートカットをスタートアップに登録すると、Windowsが起動したときに、自動的に実行されます。