Via! envol! VJ, CBCnet
TENORI-ON – DESIGN – YAMAHA
岩井俊雄さんとYAMAHAのコラボレーションによって生まれた電子楽器。
ラップトップミュージックの弱点と言うのは、これまでの楽器と比べて、演奏時の身体的な動きの少なさだったと思う。確かに、曲は盛り上がっているのに、演奏者の動きはミニマルであるし、身体の動きが音に連動しているような視覚的な変化が観客から見てなかった。
それが、こういったインタフェースによって演奏されることで、電子楽器においても身体の変化が音との連動性が高まるように思う。古くは、テルミンがそういったことを実現しているが、このTENORI-ONは、光という視覚的な表現方法も持っている。
また、コラボレーション機能なども持っているようなので、こういった楽器が集合しての演奏方法、つまり、未来のオーケストラとは、どんなアドホックなネットワークが構成され、そしてどんなコラボレーション環境を生み出すのか?そこも、気になる。
映像系としては、このインタフェース、映像にも転用できないかと気になるところです。