行動に出れば何かが変わる

新入生などなど、ルーキーが多い季節になると、よく話題になるのが、「どうやって映像(映画)って作るんですか?」という話。いろいろそこで話にはなるのですが、実際に作り始める人というのは、結構少ないというのが現実だったり。

先日、映像を作りたいという人はいっぱいいるが、機材が無いから作れないという人が多いとか。多いかは、本当なのかはわからないが、そういう人がいるようである。自分が知っている限り、機材を持っていないくても、映像作品は作れる。自分の友人は、一回もビデオカメラを買ったこと無いんだけど、学生時代、機材を集めて作品を作っていた。結局、「行動」なのだと思う。

映像と言っても、一人で作れてしまう世界の映像ならば、そういうことはないと思うのだが、集団で制作する映像の場合は、求められるのは人間力なのだと思う。機材やスタッフを集める行動力とコミュニケーション力がない人が、タイトな現場でスタッフと役者とコミュニケーションを取れるのだろうかと、疑問に思う。
逆に、そういう力があるこそ、良い演出をできていくんじゃないかなと。演出は、段取りという言い方もする人がいるぐらい、そういうところから、作品ができあがっていく。

大学に入って、映像を作りたい、VJをしたいと思っている皆さん、まずは、行動に出てください。先日、友人のところにも、一人一年生がきて、いろいろ話していったらしいんだが、そういうコンタクトをいくつも重ねていくことで自分の映像制作環境(機材面ということではなく)を整えていけるのだと思う。
蛇足になるが、映像制作の話になって、まず機材の話をする人は、作品の本質を見ていない人が多いと思う。それよりも、中身の話をして欲しいなと。

だいたい、こういう話をすると、それができないひとがどうやってできるかが問題なんだって、言われるのだが、自分は、それは一つのふるいだと思っている。最後までやり通せる情熱と力を持っていない人が中途半端にやれるような簡単なものではない。そういうことなのだと思う。

ということで、自分もやりたいという思っている方は、気軽に自分などに連絡を取ってみてください。いろいろ協力できることはあると思いますから。でも、開口一番に機材を貸せはダメね。

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