「インフォメーションアートの想像力展」というイベントがあるらしい。ちょうど、その頃は東京にいるので、足を運ぼうと思う。
インフォメーションアートの想像力展
この展覧会は、デジタルとネットワークによる情報の「美」を目指す、大学・学生参加のアートプロジェクトが集結します。21世紀、情報が社会を大きく変えようとしています。写真、映画、音楽、ラジオ、テレビ、ビデオ、インターネット、ゲーム・・・。20世紀は「美」を大衆社会にもたらすメディアとテクノロジーの時代でした。ところが今、劇場と出版、放送と通信などの表現の場は融合し、実物と複製、現実と虚構の差異は失われていくかのようです。このような「情報の世紀」にあって、視覚・聴覚・言語による表現はどのような想像力を持ち得るのでしょうか。伝達(メディア)の技術(テクノロジー)に価値を置く時代から、情報(インフォメーション)そのものに価値を見出す時代への変化の中で、人はどのような美学を共有し得るのでしょうか。その問いにこたえるため、本展は、「インフォメーション・アート」の創造を目指す大学・学生による新たな発見を提示します。また、デジタルネットワーク表現の分野にある学科、研究室による作品を紹介するためのポートフォリオ・データベースをWEB上に開設します。本年で2年目を迎える本企画は、映像、音響、パッケージ、インスタレーション等、大学の研究室教員・学生の先端的なメディア表現技術を展示し、産業界・美術界・学界協働による新たなメディアコンテンツの創出に貢献することを目的としています。
開催日時:2004年4月3日(土)〜4月18日(日)
10:00〜18:00(木・金は20:00まで) [月曜休館]
会場:東京都写真美術館 地下1階・映像展示室
(東京都目黒区三田1丁目13番3号 恵比寿ガ−デンプレイス内)
観覧料:一般500〔400〕円
学生400〔320〕円
中高校生・高齢者(65歳以上)100〔80〕円
※〔 〕内は20名以上の団体料金
※友の会会員・小学生以下及びお体に障害をお持ちの方とその介護者
は無料
主催:「インフォメーション・アートの想像力」展実行委員会
委員長:河口洋一郎(東京大学教授)
委員:稲蔭正彦(慶應義塾大学教授)
陣内利博(武蔵野美術大学教授)
中嶋正之(東京工業大学教授)
森脇裕之(多摩美術大学助教授)
共催:東京都写真美術館