「唇を噛む」というんですか、そんな感じで僕は悔しさとか、それに附随する感情を内に秘めようとしています。むしろ、そのエネルギーを確かなものにして、ぶっ放したい、と。
今日、岩渕が映像で参加しているトラブルカフェシアターの第2弾公演を観てきました。僕は、旗揚げ公演をリハだけしか見ていないので、
旗揚げが好評だった分、すごく期待して観に行ったんです。
きっと、演劇と映像が融合して、凄いことになっているんじゃないかなって。
だけど、そこには、僕が求めていたものがなかったんです。
ただ、演劇に映像を貼付けた感じだったんです。
確かに親友でもある岩渕が参加している演劇をこんな形で表現するのは、
心苦しいのですが、でも、僕にはそうにしか見えなかったんです。
僕は、前からずーと演劇と映像が融合した、演劇と言うカテゴリにとらわれないライブパフォーマンスが欲しいと言ってきました。
もちろん、アラカワがそれを作るべきだという声もありましたし、
お前は口だけ達者だと言う意見もあるわけで。
確かに、すでに形になるものを世の中にアウトプットした人たちを
尊重すべきわけですが、僕にはもっとすごいものが、
きっとその先にあると思っているんです。間違いなく。
でも、なんだろう、もう、人にそれを求めるよりも、
己がそれをつくり出さなくちゃいけないのかなって、思えてきたんです。
これは、結構本当に。
じゃぁ、それを今春にでもやるのかと言われると、それは違って、
僕は芝居とかをやったことがないので、そこらへんの演出技法とか、
技術がないんですね。そんな男が一人、挑むのは余りにも無謀なことなわけで。
だから、切に僕が求めているパフォーマンスを「一緒に」作り上げてくれる同志の舞台演出家と出会いたいなと思うんです。
やっぱり、どんどん人と会っていきたいなと。
もう一つ、グリコアワーに向けて、実写の新撮を考えていたんですけど、
どう考えても時間的に無理。撮影が一日で、編集が三日。
そんなんじゃ、とても、僕のイメージを映像に凝縮できない。
それに、そんな短時間じゃ、いろんな人とコミュニケーションをとって、
コラボレーションができない。それじゃ、つまらない。
なので、完成する「Relation」とモーショングラフィックで
今回は攻めて。グリコアワー終了後、温泉療養でもした後に、
撮ろうと思っています。
2月の自己課題作品と言うわけだ。
明日、出演交渉していた人たちに、悲しいお電話を入れることに。
何かに追われることよりも、自分のイメージを出し切る。
インディペンデントだからこそ、僕はこれにこだわりたいですね。
でも、グリコアワーはすごいことになりますよ!きっと!
最後に、今日の演劇を見ながら、
次回作のイメージが、また湧いてきました。
次は、衣装→オリジナルブランド、音楽→コンピレーションアルバムに
なるぐらいのいろんなひとを巻き込んでの一大なんとかを
繰り広げたいです。おぉ!!