2007年05月18日
Human Joysticks
YouTube - Human Joysticks (NewsBreaker Live interactive cinema game)
映画館の観客が一体となってブロック崩しをするゲーム。
公共系のインスタレーションに応用できそうだ。
2006年07月29日
インターフェースにおける意匠権
hbkr経由で、
“mixiそっくり”な理由は?So-netなど数千のSNSが使う「OpenPNE」,開発元の手嶋屋 社長に聞く:ITpro
を読む。家入氏同様、この手嶋氏の考え方に疑問を感じる。
自分も思っていたのだが、手嶋屋のOpenPNEは、mixiのインタフェースに酷似している。このことに関して、手嶋氏は、
当初はいろいろなSNSを分析して,それぞれの良いところを取り入れようと思いました。ただ,取り入れているうちに,自然とmixiの要素だけが残ったのです。やはりmixiは使いやすくて楽しく,ユーザーのことを考えて作られています。特にUIが優れていると思います。
---OpenPNEのレイアウトはmixiに似過ぎだとも思えますが,著作権的にはどう考えますか。OpenPNEはオープンソースのライブラリ以外,すべてゼロから書かれているので著作権的には大丈夫だと考えています。他の方が著作権を持つ画像やCSS(Cascading Style Sheets)なども混入していません。
mixiを参考している点を認めた上で、ソースコード等をフルスクラッチで書いているから著作権上問題がないと言うことだが、そうなのだろうか?インタフェースにおける、ロジック、思想というのは、容易に真似て良いものなのだろうか?著作権と言うより、意匠権。そういったものを軽視している発言ではないだろうか?インタフェースをどのように実装するかも、確かに重要な要素ではあるが、そのインタフェースを動かすロジックもまた重要なはずである。
自分も、先人たちの作品、好きなサイトのインタフェースを参考にさせていただくことがあるが、リスペクトの精神を持っての参考とさせていただき、真似では終わらないものをつくり出すことに心がけている。どうも、上のインタビューには、そのリスペクトの精神が感じられない。
2006年07月21日
新潮文庫の100冊
新潮文庫を年代別などでもブラウジングできるが、自分の本棚を作ったり、ほかの読者の評価を見たりすることができる。一種のソーシャル本棚である。
ふと、図書館の貸し出しカードを思い出した。貸し出しカードに名前が多く連なっている程、そのカードの本は人気がある。身近にある可視化。同時に、そのカードを連ねている名前を元に他の本を探すと、関連性を持った本を検索できる可能性もある。もちろん、今の図書館ではシステム化、プライバシー保護のため、こういうことはできないが、昔の学校の図書館ではこんなこともできた。
2006年06月21日
Flickerのユーザモデル
Soldier Ant: Flickr User Model
とても複雑ではあるが、Flickerのユーザ(サービス)モデルがまとめられている。WEB2.0なサービスをこういった形で可視化するのは、それはそれでおもしろいかも。
学生時代は、こんな図を毎週のように書いて発表していた。
投稿者 araken : 01:01 | コメント (1) | トラックバック
2006年06月12日
嗜好を反映できるネットラジオ
自分の楽曲の嗜好を反映できるネットラジオ。特筆すべき点は、FlashにUIでのグラフインタフェース。楽曲をオブジェクトと捉え、局の関係でプレイリストをリアルタイムにグラフ表現してくれる。といっても、まだまだ発展途上なところはあるが。
2006年02月01日
函館の高精細風景写真
Via! nextdesign:blog
このプロジェクトは、函館山から見た函館市内と、その周辺の地域のディジタル写真を10ギガピクセル以上の1枚の巨大な画像に合成し、インターネット上で自由に閲覧するシステムを構築することを目標としたプロジェクトです。 これまでの画像サイズで世界一のものはTNO(オランダ応用科学研究機構)が作成した2.5ギガピクセルのものでしたが、 このプロジェクトでは、10ギガピクセルを超え、世界一の画像を作成することが出来ました。
ズームしていくと、その高精細さがわかる。
街の姿をアーカイブすると言う意味で、こういった撮影を自動化し、デイリーに近い形でアーカイブできないだろうか。それを連続再生したら、面白い姿が見えてくるかも。
先日、仲間からNYのサウンドスケープ中継の話を聞いたのだが、この高精細写真をクリックすると、音が聞こえてきても面白いかも。それも、音にもズーム性があり、写真をより近づければ、より近い周辺の音だけが聞こえてくるなど。音って、映像よりも、今だとか生を感じさせるメディアだと思う。
と言っても、近々の問題としては、Google Mapsの衛星写真がもっと広域に対応してくれないだろうか。県庁所在地ぐらいは、太っ腹に対応してほしい。地元(盛岡)などは、ボケボケだ。
2005年12月18日
テレビをピクセルアートに
via! Engadget Japanese
テレビのブラウン管に取り付けるプラスチック製のキューブにより、手持ちのテレビをピクセルアートにしてしまうという代物。発光が分散化してきれい。
ランプとかをPICでコントロールするよりもお手軽に、ピクセルアート系の作品を作れそう。
2005年11月18日
WJs
via! envol! VJ
DJs / VJs / WJs[Web Performances]
サーバー、ネットワーク、プログラミングなどのテクノロジーをMIXして、距離を超えて公共的なWebArtを実践するプログラマー、アーティストのことを「WJs」と言うらしいです。しかし発音しづらい新語ですなあ。。。フランス人は「うぃ~じぇ~」とか発音しそうですね。
なるほどぉ。ってことは、自分はWJsということになるのかな。
メディアアートでも、さらに、インタラクティブ性を求めていくと、こういった名称に転じていくのだろうか。または、DJやVJ的なエンターテイメント性を持った形ということなのだろうか。下手すると、独りよがりな世界になってしまうメディアアート、WEBArtに対して良いアプローチではないかと思う。
とは言え、サイトのフランス語が読めないので、想像の域を出ないが、興味深い。
2005年11月08日
LEDディスプレイ付きブロック
generative.info::Daily - TILETOY PRESS
トップにLEDのディスプレイが載っているブロック型インタフェース。なんでも、オープンソースかする予定だとか。デモビデオを見る限りでは、ブロック同士が接する面などをやり取りして、お互いに反応するところまでプログラミングできるようだ。ビデオの中では、パズルゲームみたいなことをしている。
ブロックマニアには、たまりません。
2005年10月18日
小西真奈美ファンのための日めくり
DTI | 小西真奈美の日めくりムービー「今日の大丈夫。」&デスクトップウォッチ
日めくりカレンダーをメタファーにしたFlash。今日の日付が表示され、そのあとに、小西真奈美が語りかけてくれる動画が再生される。
小西真奈美ファンにはたまらない日めくりカレンダーだが、デザイン的には落ち着いたデザインになっていて、素敵。オーガニック感と手書き感がすばらしい。
2005年07月25日
ことばの砂時計
テキストメッセージを砂時計の砂にしてくれる作品。単発のメッセーではなく、いろんな人のメッセージが砂となり、大きな時間を表現すると、さらにおもしろくなるのではないだろうか。
2005年07月22日
TENORI-ON
Via! envol! VJ, CBCnet
TENORI-ON - DESIGN - YAMAHA
岩井俊雄さんとYAMAHAのコラボレーションによって生まれた電子楽器。
ラップトップミュージックの弱点と言うのは、これまでの楽器と比べて、演奏時の身体的な動きの少なさだったと思う。確かに、曲は盛り上がっているのに、演奏者の動きはミニマルであるし、身体の動きが音に連動しているような視覚的な変化が観客から見てなかった。
それが、こういったインタフェースによって演奏されることで、電子楽器においても身体の変化が音との連動性が高まるように思う。古くは、テルミンがそういったことを実現しているが、このTENORI-ONは、光という視覚的な表現方法も持っている。
また、コラボレーション機能なども持っているようなので、こういった楽器が集合しての演奏方法、つまり、未来のオーケストラとは、どんなアドホックなネットワークが構成され、そしてどんなコラボレーション環境を生み出すのか?そこも、気になる。
映像系としては、このインタフェース、映像にも転用できないかと気になるところです。
2005年07月13日
岩手アート&テクノロジー研究会
岩手アート&テクノロジー研究会のWEBが公開された。
●研究会の目的・性格: コンテンツを含む広義のアート制作・活動と,アート制作・活動・流通を支援する技術開発に関わるアーティスト,クリエータ,技術者,教育・研究者,およびA&T活動に賛同・支援する人による交流会 です. ●当面の活動: 研究会主催の活動として,当面,“隔月の研究会”の開催と,“コンテスト”の実施を行います.コンテストについては,これまでの“デジタルイーハトーヴグランプリ(DIG)”を一層発展させたもの を開催する予定です.●分野キーワード:
アート,デジタル/アナログコンテンツ,インタラクティブアート,インスタレーション,デザイン(情報,インタフェース,プロダクト,ラ ンドスケープ,グラフィック,...),CG,CV,VR,MR,インタラクションデバイス,ディスプレイデバイス,...
早速、7/30に第1回の研究会が催されるらしい。
2005年07月12日
FlashによるGraph表示
Flash講座 - ActionScript 2.0の基礎とGraphの概念: グラフ理論(Graph理論)
参考例
KIYOSHI KURODA
2005年06月17日
mixiGraph
mixiGraphは、mixiのマイミクシィ一覧を辿り、人間関係の相関図を作って表示するWindowsのソフトウェアです。
Winソフトかぁ。これのFlash版ってあったら、手軽で良いような気がします。
2005年06月13日
フットスイッチ
見られたくないデスクトップ画面を隠すためのフットスイッチコントローラー。足でボタンを押すと、予め登録していたウィンドウなどを一瞬で隠してくれるらしい。
と、そういう用途ではなくて、このコントローラーからの入力をインスタレーションに使えないかなとメモメモ。
2005年06月04日
ケータイ版wn-1 live earth
上田壮一さんの代表作の地球時計 wn-1のBREWアプリ版が出るそうだ。噂には、聞いていたが、興奮もの。
ケータイ watch: KDDI、NPO「Think the Earth」と協力した地球時計アプリ
7月からサービス開始の模様。
巨大なトラックバッド
巨大で両手で操作できるトラックバッド。
2005年06月02日
アモーダル・サスペンション
Amodal Suspension, Relational Architecture 8
山口情報芸術センター(YCAM)の開館記念に制作された作品。ケータイからつくられる光りの彫刻といった感じ。
2005年05月30日
candle scape: 2005夏至の受付開始
100万人のキャンドルナイトへの参加表明を受け付けるケータイ+Flashコンテンツ「candle scape」の投稿の受付が先ほど開始されました。
最初の年は中村勇吾氏、2年目は岩井君@SFC、今年はなぜか自分が担当に。アラカワ実装のコンテンツは、来週以降に載る予定。
Audio Space
via osholog
空間に音声メッセージを残せるというもの。置き手紙の音版みたいな感じですね。
デモビデオを見ていると、なんだか幽霊に話しかけられているような。任意の場所に思いを残すって、なんだか怨念を残すというのに近いかも。でもそれって、実は本来は当たり前のことで、場所性というメタ情報が、現代では薄くなってきているのかもしれない。そして、逆に今、場所性という情報が求められているのかもしれません。うーむ、今年の夏は、柳の木の下に、みんなで置き手紙。