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2006.10.22

[North Design] 岩手川の酒蔵

私が盛岡で好きな街並みというと、やはり鉈屋町、大慈寺、八幡町界隈。昨年、盛岡に帰った際に参加した街並み塾でも、その優しい街並みに改めて惚れた。

さてさて、そんな鉈屋町にある「岩手川酒蔵」の保存問題が取り出されている中、設計同人の渡辺氏を筆頭に見学会が行われたらしく、その報告会が催される模様。古い建物、街並みに興味のある方は、ぜひ、足を運んでみては。

ちなみに、会場となる源三屋も、蔵をリノベーションした良い建物です。


岩手川の保存活用を考える。
■酒蔵見学報告会

 盛岡で唯一、歴史的なまち並みの景観を残す「鉈屋町・大慈寺地区・南大通地区」。
その中にあって、「岩手川の酒蔵」は、盛岡の伝統産業である「酒造り」の歴史を伝
える場として、またまち並みの核として、決して失う訳にはいかない盛岡の宝です
 この度の破産により、その解体が心配されているこの「岩手川の酒蔵」を、盛岡市
に保存要望を提出している五団体の代表が、特別に許可を得て見学して来ました。
     
■日時:平成18年10月23日(月)15時~17時
■会場:あさ開『源三屋』(ステラモンテ隣)
■次第:
  □見学と現状の報告
  □ダイワハウス分譲住宅の景観要望について
   解説:渡辺敏男(盛岡まち並み塾事務局)
  □ワークショップ
   ファシリテーター:小野寺英輝(産業考古学会岩手地区研究会)
  □まとめ
   高橋司(文化地層研究会会員)
■主催:盛岡まち並み塾/産業考古学会岩手地区研究会/
   (社)日本建築家協会岩手地域会/県建築士会まちづくり委員会/
    文化地層研究会


※公会堂のMLより転載

sacra

communication refuse.

3日ほど、ほとんど家にいない日々を過ごしたので、家事が溜まる。午前中に、いろいろとお片付けをし、親孝行作業を。クリーニングを出しがてら、近所を散歩。


SN3700011.jpg
前から気になっていたSacra Cafe.に行く。清澄庭園から門前仲町に抜ける道沿いにある小さなカフェで、その名前と店構えに惹かれていた。予想していなかったのだが、有機野菜やマクロを意識したメニュー構成。朝から何も食べていなかったので注文したケーキも、スパイシーなアップルケーキにソイクリームを添えたもの。久々に、繊細で舌に優しいケーキを食べた。中々、舌に優しいって無いなぁと感嘆する。一度、ランチにも足を運んでみたいと思う。

あと、ここのテーブルとイスが中々美しい。カフェのサイトを見ると、良い出のファニチャーのようだ。カップも素敵だった。これは、カフェの奥さんの妹さんの作品だとか。微笑ましかったのが、お子さん二人がバンダナを頭に巻いて、両親の手伝いをしていたこと。かわいかった。

東京都現代美術館→清澄庭園→このカフェという順路はお勧めだな。その後に、うまいイタリアピッツァ店もある。ただの食いしん坊だな、これでは。


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風邪気味なので、ネギ、ニンニク、ショウガ、ニラという特効薬になりそうな野菜だらけの食事を。今回のヒットは、キャベツのスープパスタ。スープパスタというとコンソメベースなのだと思うが、これはなんと鰹節だしのスープ。意外にや、これまたうまかった。きっと、春キャベツのころはさらにうまいのだろう。もしかすると、これからの時期は白菜が合うかも。


この忙しかった日々を取り戻そうと、本屋でレシピ本を購入。そこに、上のスープパスタが載っていたのだが。いろいろと作りたくなるレシピが揃っている本でした。


来年秋からの大型展示に関わることになりそうだ。一制作スタッフとしての参加とはいえ、恐らく人生最大の仕事になりそう。自分にとって新たな試みが始まる予感。

「道は開けた」。実は、そう思う次第なのだ。後は、その道をどのように、自分に確実に歩かせるか。身勝手かもしれないが、自分はそのことを忠実に考え、行動に移すしかないように思えてきている。それは、自分に嘘をつかないこと。

自分が、自分で認める仕事を、罪悪感を持たずに取り組めること、打ち込めること。これが、自分にとっての命題なのかもしれない。でも、きっと身勝手なのだろうが。


荒川家に誉れのニュースが飛び込んできた。まだ、箝口令が敷かれており公にはできないが、自分は、どうやら、もの作りの家系に生まれたのかもと思わされたニュースであった。我が家系は、特に職人の家系というわけではないが、自分はものを作り、世に奉仕する人間の血が流れているのだなと。