[ND]町家が盛岡のブランドへ
歴史的なたたずまいが残る鉈屋町かいわい。魅力的なまちづくりに向け、市と市民が一体となった取り組みが期待される 歴史的なたたずまいが残る鉈屋町かいわい。魅力的なまちづくりに向け、市と市民が一体となった取り組みが期待される 町家、商家など歴史的建造物や街並みを調査し、保存活用計画をまとめる盛岡市の企画が、国土交通省の助成事業「都市観光の推進による地域づくり支援調査事業」に内定した。今月中にも正式決定する見通しで事業費として250万円が助成される。市は盛岡ブランドの一つに「まちなみ景観づくり」を掲げ、歴史的な街並みを生かすプロジェクトを推進中。市民グループなどと一体となった取り組みに弾みがつきそうだ。
ご存知の方も多いと思うが、盛岡市の町家を中心とした町並み保存・作りが、国土交通省の助成事業の内定を受けたそうだ。関係者、特にも「盛岡まち並み塾」のの長年の活動が評価されたものであろう。
昨年、まち並み塾が催すイベントに参加して、盛岡の町家の中に入って、そのすばらしを体験した。建物自体もすばらしいが、その機能性にも感服するものがある。今で言うサステナビリティというものがある。
さて、NorthDesign的な話をすると、町家というのは、京都を始め様々な場所に建てられてきた。しかし、そのすべてが同じ造りになっているわけは無いはず。恐らく、その土地によって特徴があるのでは?と個人的に想像しているのだが、どうなのだろうか?北国だからの構造、設えなどがあるのではないだろうか?もしかすると、そこにきっと、現代の北国における建築へのヒントがあるような気もする。
町家に、自分のスタジオをつくる日の夢を見て、今日もデザイン道を精進いたします。