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てくてくmap@盛南

盛南ストリート てくてくmapをダウンロード

ようやく、テクテクmapのpdfを、オフィシャルサイトにアップしました。 下記でpdfファイルがダウンロードできます。

かなり前にトラックバックでお知らせを頂いたのですが、レスが遅れました
。ご連絡、ありがとうございます。

県立美術館以南の再開発地区である盛南地区における情報を掲載している「てくてくマップ」。あぁ、こういう風に、街が出来上がっていくのかだとか、新しい街を構想するときは、こういった流れが起きるのか、というのを感じることができる。

だいたい、こういうのを作るときって、なんだか、固いものになりがちなのだが、暖かみのあるデザインと親しみのある言葉が、そういったものを感じさせない。そう言えば、自分の友人にも、役所関係の仕事に携わるデザイナがいるのだが、彼も、そう言った固いもの、つまり、書類的なものではなくて、人に伝えることに重点を置いたデザイン物にいかに転換することに、エネルギーを注いでいるような印象がある。

昨日、スズカンさんの話を聞きながら、そうか、WEB2.0な時代というのは、行政や国家のあり方も変わっていくのかと、改めて感じさせられた。そう言う中で、デザイナが持つ職能とは何か?

それはおそらく、様々に発信されるべき情報を理解し、それを良い形で世の中に伝えていくための道筋を、多くの人と共に作っていくことなのかもしれない。深沢直人さんが、自分はクライアントに星座を教えているのだと語っていた、いくつもある要素を組み合わせると、漆黒の夜空に星空が浮かび上がる。それが、デザインの形なのだと。

WEB2.0という時代、いやシナクティブな時代というのは、いくつもの夜空に浮かび上がる瞬きを、つまり僕ら個人というかけがえのない知性と生命のノードを、天の川のようにリンクさせ、一つの形を作る。そこにある形を求めるデザインというのが重要なのかもしれない。しかし、それは「一つの形」ではない。

そんなこんなを考えつつ、手に取るフリーペーパーというのが、良い形であるということが、なんと素敵なことか。

街における情報デザイン。あぁ、脳みそがうずくぞ。

思ったのが、こういうネタを集めるのが、「North Design」というサイトだと良いかなと。

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