Powered by
Movable Type

2005.11.02

盛岡の街に馬を

via! イワテライフ日記

この週末の話題になりそうなのは、馬車の試験運行。11月5日です。 ルートは八幡宮発、上の橋観光駐車場折り返し。午前と午後の2往復。 八幡宮は10:30発と13:30発。 紺屋町を通るので、モロもりおかな風景を通るわけです。

これは、いいね。

去年、大通りでの車両乗り入れ禁止などを行った社会実験のときに、関わっていた友人に話したネタとして、公共交通機関として、馬タクシー、それもチャグチャグ馬タクシーを運用しようよと話した。

観光資源としても、かなり面白いと思うんだ。だって、駅に降りて、近場の場所まで馬で移動できるって、人気が出ると思う。鎌倉の人力車も、なんやかんやで人気だし。

そして、馬君が働いて生み出すウンチを燃料にして、カフェで熱調理を行うと。または、その糞を肥料にすると。そういうサステナブルな展開もできると思う。

さてさて、馬と街という思い出で行くと、やはりチャグチャグ馬っこ。青山町は休憩場所になっていたので、学校の課外授業の一環で見に行きました。そして、目の前で大量のウンコが生み出されていく瞬間を。チャグチャグ馬っこから数日間は、商店街は臭かったです。

でも、そういうところに、子供は生を感じる。貴重な体験だったなと思う。

agri

いつ寝たか、記憶が無い。気がついたら、作業をしていました。

ということで、無事にWEB版もリリース。

agriscape_banner.gif

現在、丸の内で催されている東京ファーマーズマーケット2005に出展している農家の情報を日本地図をインタフェースにしてお届けするサイト。agri scapeと題して、ELP内では2年前ぐらいからネタがあったそうなのですが、DBとの連携による実装は初になる。

岩手に生まれた人間として、農業とIT、農業とデザインの連携というのは、おそらく抱えていくべき宿題だと思う。今、日本の農業は転換期を迎えている。JA主導による、画一的な農業から、バラエティに富んだ農法による農業が進んでいる。ここで求められてくるのが、ブランディングなどの付加価値をつけていく行為ではないかと思う。そういったときに、ITとデザインが何か寄与できるところが大きいのではないかと思う。

岩手で言うと、畠山さゆりさんのお米プロジェクトが有名なのかなと思う。一見、奇抜なお姉さんだけど、やることは秀逸。特に、実家の米のブランディングとちゃおくん米ネタはうまいなぁと思う。

12月に、ELPでは、佐藤卓さんと共同で「こめ」をテーマにした展示会を大手町カフェにて催します。現在、卓さんとスタッフの皆さんと、いろいろと準備を進めています。ちなみに、個人的にお勧めなのが、サウンドスケープを楽しみながら飲む日本酒(米からできているからね)だろうか。どんな、サウンドスケープかって、それは、あのめったに聞けない酒の呼吸の音です。それも、ライブで。

と、楽しげに書いていますが。12月は展示ものが3本!全部、新作!

どうしよう、どうしよう。高飛び計画を水面下で…。