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再会、ドラマティック

昨日、久々に東京は晴れた。ずーと、台風とか、秋雨前線とかで雨や曇り続きで、あぁ、今日は晴れたぁと心躍っていた。

電車に乗ると、両側の窓から日差しが差し込み、明るい車内。そして、遠くのビルも近くの建物も日の明かりを受けて輝いている。強い日差しがもたらす陰影のコントラスト。あぁ、なんて素敵な情景だろうと、ちょっとだけ泣きたくなるぐらい、良い景色だった。

確か、梅ヶ丘かな、急行に乗っていたので、その駅には止まらなかったのだけど、ホームに並ぶ幼稚園児たちの姿があった。なんだか、その光景が微笑ましかった。そうかぁ、東京の幼稚園児は遠足で電車に乗るんだ。

考えてみると、こういう風景を自分は、教育テレビの中で見ていたような気がする。世田谷区の道路には、やけに自転車止まれの印が道路に書かれている。考えてみると、そういうの小さい頃見て、一体どんなところだ?と思っていたような気がする。自分、今、そう言うところに住んでいるんだ。

単純に、その電車での風景ですとかが、ドラマティックと言うか映画的で、とても、今日は嬉しかった。日常に於けるドラマティック、映画を求めて、自分は生きているのかも。

友人の部屋に遊びに行く。すると、一枚のプリクラを発見。これ、誰?というお決まりの話になるんだけど、荒川君、厨中だよねと聞かれ、そうそう、そうですよと答えると、その子の下の名前を言われる、で、友人は苗字は何だったかなぁと考えていて、まさかと思って、「○○!」というと、ビンゴ!そこに写っていたのは、小学校のときの同級生だった。えっ!こんなところで再会するとは。何でも、東京の大学を出て、今は地元に帰っているらしい。体を一度壊して、今は復調に向かっているらしいという話を聞いた。文学少女だった小学校の頃の同級生の面影を思い出しながら、もう一度笑顔が映し込まれたプリクラを見る。あ、映画だ、きっと、こういう感覚が映画。

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