本日も、Flashのオーサリングと映像編集にあたる。Flashの方は比較的に進むのだが、映像編集の方はそうもいかない。1フレームの動きが気に食わなくて、行ったり来たり。
アシスタントを頼む後輩に会う。みんな、自分の未知を模索しているんだなと話を聞きながら、改めて思う。参考になるかわからないが、自分の場合をしゃべってみる。かなり、特殊だけど。
自分の体、精神に会う土地で、自分に合う仕事をする。これほど、非常に恵まれていることはないと思う。産業の工場化が進んだことで、その自由が奪われてしまった。それまでは、父親が家の近くの畑で働いて、昼になると帰ってきてご飯を食べ、また午後になると畑に出て、夕方になると戻ってくる。息子たちも、その父親と一緒に働く。母親や娘たちは、家で家事をしたり、彼女たちの仕事をする。実は、昔はかなりのSOHOだったのだと思う。それが、産業革命によって、工場へ働きに出ることによって、就労形態が様変わりを始める。日本の場合だと、高度経済成長時の集団就職などで、故郷を出て大都市で仕事を得るという就労形態に流れていく。
そういう風に、僕らの就労形態を変えたはずのテクノロジーが今度は、本来僕らが持っていた、自然にあった家を中心とする就労形態に戻してくれようとしている。そう、まだ過程なのだ。しかし、それはじわじわとかなりのスペースで進んでいる。
東京が合う人もいれば、地方大都市が合う人もいれば、盛岡ぐらいの都市が合う人もいるだろうし、田園地帯、山岳地帯が合う人もいる。住むところを自由に選択できる権利。これを僕らは取り戻そうしているんじゃないかなと、今日の会話の中で思った。
ちなみに、今の自分はかなりのSOHOワーカーです。
冷やし茶漬け、気になるなぁ。