Powered by
Movable Type

« | メイン | »

案の定、選挙速報のグラフへの苦情が視聴者から届いているらしい。そりゃそうだろう。

結局のところ、素人にはグラフィックデザインは難しい。しかし、現場的には、それをいちいちデザイナに任せている余裕は無いのだから、グラフィックデザインのガイドライン、例えば、この色を組み合わせて使って欲しいと言うようなテンプレートを用意していくというのが大事だと思う。こういうのは、ホント、CIといいますか、全社的にイメージ、グラフィックを統合していくデザインが必要なのだと思う。特に、テレビ局などのメディアでは。といって、こういうことをできているローカル局は、盛岡には無い。

CI(コーポレーション・アイディンティティ)は、とても大事だと思う。これは、顧客と会社のインターフェースの中で、とても重要な要素になってくるからだ。確かに、会社には多くの様々な個性を持った社員がいるかもしれないが、顧客から見たら、会社は「会社」でしかない。その時に与えることができるイメージというのを本当に考えていくことが大事なのだと思うし、それが付加価値になっていくと思う。なんか、そう考えると、キャラクタを打ち切っている場合じゃ無いんじゃないの?って思ったりするが。

前に、事例で呼んだことがあるEUのとあるケーブルテレビは、インハウスでデザイナを雇い、徹底したCIの設計と浸透、そして運営をはかっているらしい。ステーションIDから、景品のボールペンまで。なぜか、そういうのって素敵だなって思ってしまう。

でも、ふと思ったのだが、そういう本当の意味でのデザインをできる人材って、盛岡にいるのかな。中途半端なプランナーとかいらないんだよな。本当の意味でのデザイン。それが求められていると思うんだよな。そこから、いろんな各種ので人が始まっていくのだと思う。

選挙速報番組一つで、こんなことを考えてしまった。

最近、自分に企画課題を出している。CMとかの。したら、今日そのネタを考えていたら、チャリをこぎながら涙を浮かべてしまった。まわりからみたら、相当変なヤツだろうな。

コメントを投稿