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2007年06月28日

Mapserverで大量のラスタデータを扱う方法

Mapserverで大量のラスタデータを読み込んで処理する場合、TileIndex化を行うと便利だ。

インデックス化を行うには、gdal系のコマンドgdaltindexを用いる。

$ gdaltindex mapdata/index.shp mapdata/image/*.tif

TIFFファイルは、GeoTIFF形式でも良いし、または同名のワールドファイルを同じディレクトリに存在している形でも良い。


Mapfileには、以下のような指定を行う。

LAYER
NAME "tile"
STATUS ON
TILEINDEX "mapdata/index.shp"
TILEITEM "Location" #デフォルトでの指定
TYPE RASTER
END


例えば、平面直角座標系(IX系)のラスタデータをTileIndexで読み込む場合は、このようにMapfileに記述する。

LAYER
    NAME "tile"
    STATUS ON
    TILEINDEX "index.shp" //gdaltindexで生成した*.shpファイルを指定
    TILEITEM "Location" 
    TYPE RASTER
    TRANSPARENCY 100
    PROJECTION //平面直角座標系(IX系)の指定
	'proj=tmerc'
	'ellps=WGS84'
	'lat_0=36'
	'lon_0=139.8333333333333'
	'k=0.999900'
	'x_0=0'
	'y_0=0'
	'towgs84=0,0,0,0,0,0,0'
	#'towgs84=-147.54,507.26,680.47,0,0,0,0' //旧日本座標系だった場合の補正
	'units=m'
	'no_defs'		
    END
END

参考サイト
Yaskey: GeoTIFF を作成する

投稿者 araken : 2007年06月28日 23:40

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