何やかんやで盛岡のことが気になるわたくしですが、こんな記事をGoogle Newsで発見。
盛岡市の13団体で組織するシネ街ック再発見事業実行委員会(委員長・吉田莞爾盛岡大通商店街協同組合理事長)は、同市の映画館通りと交差する通り2本に愛称をつける。地元住民に愛着の深い旧町名から「高砂町通」「亀楽(きらく)町通」とし、3月中に看板を設置。市民に身近でなじみ深い街づくりに取り組む。
記事によると、裏路地の活性化も考えているようだ。古い町名は、どういういきさつで命名されたのかも分かると、愛着を持てるようになる。街区名整備という名の町名の単一化は、土地が持つ文化的な地層を疎かにする残念なことである。一度は失われたにしろ、こういった細かい地名の復活が必要だと思う。
盛岡では先駆者として、文化地層研究会が旧町名マップなどをリリースしている。