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まちづくりは連続性の中

しばらくの間、電車移動が爆睡タイムになっていたのだが、最近読書を再び。東京の空間人類学を読み終える。

今の東京から読み取れる江戸からのまちづくりの遺伝子、背景。この本を読んでから、東京の街の見方が変わったと言ってもいい。「まちづくり」という言葉がもてはやされて久しいが、明治、大正におけるまちづくりの考え方も注目に値すべきところが多いし、もっとも知るべきことは江戸のまちづくりについてかもしれない。そこに、多くのヒントがあるように思えてならない。同時に、今自分たちが住んでいる街は、そう言った連綿と続く営みの延長にあり、それらを断絶したところには、何も残らないと言うことである。

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