河北新報ニュース 南部鉄器、世界ブランド化 フィンランドからデザイナー(見るには無料会員登録が必要)
南部鉄器の世界ブランド化を図るため、盛岡商工会議所がフィンランドからデザイナを招聘し、製品開発を行うらしい。また、3年後には、フィンランドで見本市などを催し、販路を広げる計画もあるそうだ。
この計画の資金は、このところの地域ブランドブームの一端となっている「JAPANブランド育成支援事業」を利用するらしい。
個人的には、フィンランドのデザインは好きであるが、日本の、盛岡のデザインを海外にただ任せるというのは、少々違和感を覚える。盛岡・岩手には、こういった新しいデザインを起こせるデザイナが不在なのか?そんなことはない。もちろん、こういった外の血を入れて、南部の人材を育てる、新しい刺激を入れていくというのも大切なのかもしれないとも思う。
南部鉄器とは話は変わるが、フィンランドは間伐材の利用や北国おけるエネルギー利用でも進んでいるらしい。このあたりも、勉強したい。
コメント (2)
鉄瓶のあの黒が大好きです。まろやかな茶色にも心を惹かれます。
盛岡の南部鉄器とフィンランドのかかわりはちょこちょこあるようですね。
釜定の三代目の方がフィンランドに住んでいたことがあって
現在もフィンランドの方と交流を持っているということお話だったり、
岩手県の工業技術センターでもユニバーサルデザイン推進事業のなかで
iittalaでデザインをしているヘイッキ・オルボラ氏をよんで指導・助言を受けていた事もあったようです。
きゃー、iittala!って思いました。
「かもめ食堂」をみたからだけではないですが、ここのところ大好きなフィンランドなので
良い形でつながりが展開して、また素敵なものが生み出されると良いなと思いました。
海外用に、とのことで新開発されたレインボー色の鉄瓶にはちょっぴり驚きを隠せませんが。
投稿者: aya | 2006年08月18日 11:22
日時: : 2006.08.18 11:22
そうだね、釜定の宮さんの
モダンな南部鉄器デザインは好きです。
その他にも、いろいろなデザイナさんがいますが、
最近注目しているのは小笠原さん、
六本木のAXISなどでも売られています。
今回の話は、商工会の取り組みだから、
南部鉄器がすべて…という話ではないけども、
盛岡・岩手の優れたデザイナを
もっとフューチャして
それをニッポンのデザインとして売って欲しい。
レインボーな南部鉄器はびっくりだね。
やっぱり、黒かなぁ。
カモメ食堂、東京で再上映が決まったみたいなので、
見てこようかなと思ってます。
投稿者: アラカワケンスケ | 2006年08月18日 13:43
日時: : 2006.08.18 13:43