Powered by
Movable Type

« 政治家 | メイン | バカ息子 »

地域通貨「かじか」

岩手日報: 10月に地域通過を発行

 盛岡市の特定非営利活動法人(NPO法人)もりおか中津川の会(川村登理事長)は今秋、同川の清掃などのボランティア活動への対価として、流域の商店などで利用できる地域通貨「かじか」を発行する。「1かじか」は1円に相当し、本年度は約50万円分を配る予定。26日には発行に向けて初の研究会を開催した。市民のシンボルとして親しまれる中津川の美化と地域活性化を図る新たな試みとして注目が集まる

ということで、盛岡に新しい地域通貨「かじか」が生まれるようだ。「かじか」は、中津川流域・肴町商店街での利用が主になってくるようである。

詳しくその枠組みが分からないのだが、記事中にはシネマストリートプロジェクトの桃生くんが出ている。「c」との連携はどうなるイメージなのだろうか?
個人的に思うのが、商店街が発行するポイントと違い地域通貨に感じる可能性は、商店街を越えて、もしくは商店街がないところにある店舗でも、自由に使えるという枠組みをつくれるところではないかと思っている。利用者にとっては、そのシームレスな利用に利便性を感じるのではないだろうか。商店街同士で違う地域通貨が流通しても、イメージとしては商店街のポイントとは変わらない感がある。

ただ、今回の「かじか」の良いところは、中津川という流域を意識したところにあるのかもしれない。盛岡は、「水系都市」である。その水系を汲んだ地域通貨の流通は面白いのではないだろうか?

ふと思ったが、「水系都市」って、良い響きだ。涼しげ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kalium.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1409

コメントを投稿