Powered by
Movable Type

« 拉致られたか… | メイン | 地域ブランドフォーラムin盛岡 »

虚業と実業

雪が降り続けるので、夕方まで部屋に閉じこもる。下手に出て、交通機関がダウンして帰られなくなるのは嫌だなと思って。夜に、用事があって、表参道に向かったのだが、小田急線が5分遅れで動いていたぐらい。少々一安心。

それにしても、手を取り合って、滑りながら歩く人々の姿が見受けられた。ニュースで、100人以上も雪のせいで転びケガをしたという話になっていたが、誰が集計したのだろうか。わたし、雪のせいでころんだの、という人を集めるのって、結構至難の技だと思うのだが。


プライベートワークのお誘いを受けて、話を聞く。提案者は、難しいと思うのだが、と言うのだが、聞きながら大体、デザインとかシステムとかいろんなことが頭の中で浮かぶ。あ、この感覚かと思った。多くの相談ごとは、解決できることが多い。むしろ、自分を含め、チームが求めるものの方が難解で、デザインそして実装に頭を悩ませることが多い。よく自分はデザインマゾだな、と思うのだが、これ、どうやって解決しようかという難問が好きだ。そこに、絡み合った糸をふわりと浮かべて、ひとつのストリームを発見したときに、一気に青空が開けたような感覚を覚える。もちろん、最後まで、それを形にするのも、必要なことであるが。ふと考えれば、ジェット雲好きだ。


Livedoorに、まだ良心があるとすれば、それは、自社のポータルサイトで自社の不祥事を克明に伝えていることだろう。既存のマスコミには、見受けられない動きだと思う。とはいえ、六本ヒルズで自転車をみんなでこいでいたんだと思うと、彼らを指し示して、「虚業」という言葉を繰り返して使っていた初老の紳士の顔を思い浮かべる。では、「実業」とは何なのか?

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kalium.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1063

コメントを投稿