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意を外にする

安曇の芝居が盛況だったらしい。素晴らしい。

安曇が芝居の演出をするのか、という驚きと、そういう風になっていることに感慨深いものがある。僕ら80年組(安曇、岩渕、荒川)が、演劇に触れ始めたのは、ほとんど同時期で、それこそ学生時代。そのころは、僕らは、盛岡の演劇から学ぶというところが大きく、そこで何かをするというところまでは、自分たちは至っていなかった。盛岡演劇から吸収したものを、その当時主戦場としていたショートフィルムの世界に活かしていた。演劇から学んでいたという感じだった。

それが、その中のメンバーの一人が、盛岡演劇の本山ともいえる盛岡劇場で演出しているというのを聞くと、驚きと、なるほどねぇ、今そういう時になってきたんだ、といろいろと思うのである。そういう時代だよねとも言えると同時に、やはり意外性を感じる。

先日、10月イベントの六感アパートメントの資料作りのため、各自にプロフィールを提出してもらった。みんな、いろいろと肩書きを持ち始めているのだが、その中で「デザイナー」と書いたのは、安曇と自分だった。まぁ、安曇はそういう学科出身なので驚かないのだが、もう一人が俺かよ、というのに意外性を感じる。敢えて、プロフィールには書かなかったけど、岩手県立大学ソフトウェア情報学部卒業です。インタラクティブメディア・デザイナと書いたにしろ、それはそれでおもしろいなって。何も知らない人が見たら、意外なのだと思う。

良い意味での意外性の話を二つしたのだが、僕らは意外をいつも持っていなければならないのだろうなと思う。

最後に言えることは、作品からは荒川はイメージできないらしい。この間も、夏に、イェーイ!とか言っているので学生だと思われていたらしく、とてもあれをつくった人とは誰も思っていなかったらしい。昔から、作品と自分のイメージは異なるらしい。

mi:mも、荒川がこんなのをつくるなんて意外だと思われるかもしれないが、良く知る人は、やはりつくったかと思われるに違いない。

でも、ジュン君にグラフィックのイメージは、「宮崎あおい」でと言っているところは、高校時代とは変わらない。

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