小さいころ、赤が好きだった。靴や服も赤が多かったような気がする。加えて、遊びに使うスコップも赤を選んだ記憶がある。しかしながら、そんな自分が赤を選ばなくなった。それは、赤は女の色だと、周りに言われ、気にして選ばなくなってしまった。確かに、幼稚園とか小学校のころは赤は女、青は男というように分けられるような気がする。考えてみれば、公衆トイレの色も、なぜかそんな分け方だ。
大きくなって、結局選ぶのは赤だのオレンジが多い。
色による区別って何だろうと、借り物の赤い傘を差しながら思った。赤い傘。女物のようで気恥ずかしく思われるかもしれないが、逆に差していてなんだか気持ち良い。そういえば、友人が言っていた「僕らは乙女心を持つ男の子を目指しているんで」。確かに、かなり偏屈ではあるが。
クリカフェの告知への反応。みなさま、ありがとうございます。早めに事前予約の準備を進めます!会場があまり広くないので、お早目のご連絡を!