+81の原研哉のインタビューを読む。いろいろと、そうなのかと、目の前の霧が晴れた感を持たせてもらう。短歌の項は、非常におもしろいと思った。
この間、蒼井優がTRに出ていた。別に、蒼井優が何したというわけではないが、彼女を紹介するビデオの中で、岩井俊二の映像が流れた。なんだか、血が騒いだ。血が、「今、お前は何しているの?」と聞いてくる。確かに、そうだったと過去を捉えつつ、今は、これに惚れている。これに惚れ込んで仕事をしている。そう、同じく血が応える。
電車の広告にこんな福沢諭吉の一文があった。「世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つことです。」確かに、それを持ってしまったら、人はそれを貫くことになるのだろう。今の自分は、恐らくその「貫」の中にいるのだと思う。調べてみると、彼はこんなことも言っている。「世の中で一番さびしい事はする仕事のない事です。」
昨日、友人の育貴と話しながら、今年の後半のことを考えると、暇です…という時期がないことが判明。でも、楽しいでしょ?と言われて、楽しいと思う。
先日、大学2年生でWEBデザインなどをしている学生に会う。デザイン以外には、どんなのに興味があるの?と聞くと環境やアートマネージメントと答える。それを実現していく上で、デザインはツールだと思っているとも、彼は答える。後から考えると、確か、そんなことを自分も同じ頃に行っていたかもと思って、おもろいなと思う。
人生をよくするために、ものづくりがある。自分にとっては。