帰り道、iPodのプレイリストを見ていたら、"Pivot"というリストがあるのに気付く。そう、それはショートフィルム「ピボット」を企画・制作しているころに、その当時の自分のイメージを固めたり、伝えるための裏音源集。実は、映像作品を作るときにこういう作業をしたりする。戸ノ岡のときも、実は作っていた。
でも、聞きながら、んー、果たしてこういうイメージを映像の中に、きちんと落とし込めたのだろうかと、改めて考えたりしてしまう。そういうことを考えるのは、いろんな人に対して失礼なのだと思うのだが、なんだか、そういうことを考えてしまうのだ。
聞きながら、電車を乗り継いで、東京部屋までたどり着いたのだが、結構良いプレイリストだった。ということで、試しに書いてみます。
トライアングル / 元ちとせ
こだま / クラムボン
Monster / Piana
キャノンボール / 中村一義
Snow Bird / Piana
木の葉 / Waffles
ねこ / Waffles
トウキョウ(1.05 Ver.) / Waffles
HOW TO GO
すけべな女の子 / くるり
ハイウェイ
Minamo / 3 Way
させて / Waffles
ドラマチック / クラムボン
Wafflesは、当時、気に入っていたインディーズバンド。トウキョウという曲で、彼らを知った。女の子っぽい曲から、男の子っぽい曲まで、いろいろそろっていますなぁ、このプレイリストは。
退院してからがしんどいかもしれない。とにかくも、疲れやすい。というか、フラフラです。病院のベッドには、生気を吸い取る何かが潜んでいるのではないかというぐらいだるい。今までの疲れが、一気に出てきたのだろうか。できることならば、部屋から出たくない気分です。
どこかのサイトで、フリーソフトやオープンソースは、先にプログラム化して、世に出した人勝ちであると書かれたいた。アップデートに貢献しても名前は残らない。原作者の名前だけが残るという。だから、完成度にとらわれないで、プロトタイプでも公開して、早い者勝ちになっていくべきだということらしい。
確かに、そうかもしれないなぁと思う。特に、インタラクティブな作品は、アイディア勝負なところもあると思う。それは、思いつきというわけではない。いろいろと考えた末に出された結果としての表現手段が、決め手になるわけで、それは複雑なものである場合もあるかもしれないが、その多くは単純なことの積み重ねで表現されていることが多い。その単純は、早い者勝ちかもしれない。と、思った今日なわけで。
とか言いつつ、入院という大事を経験し、仕事の仕方をいろいろと考え始める。