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一億円より軍団

国会では、橋本派の一億円献金から始まり、迂回献金の議論になっている。でも、自分はもっと重要なことを議論すべきではないかと思っている。それは、「軍団」である。

10/31に、テレ朝でお蔵入りになっていた「西部警察」が放映されることになった。大門軍団、復活!いや、そんなことを国会で話し合ってもらうのではなくて、アメリカ陸軍第一軍団のことを話し合って頂きたい。第一軍団というのは、東アジア、中東に展開しているアメリカの陸軍。朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン、イラクで展開してきたアメリカの戦争の最前線にいる軍団。古くは、日本を占領したのも第一陸軍だ(マッカーサーはここの最高司令官だった)。この軍団の司令部が、現在はワシントンにあるのだが、なんとこれを神奈川県の座間に移動させようという話があり、政府は受け入れの方向に動いているらしい。

司令部とは、軍隊にとって本丸であり、中枢である。外国軍のそれが、第一軍団であるとか別にして、日本国内に置かれるのは、非常に恐ろしいことだと思う。怖いことである。何しろ、重要な攻撃対象であるし、日本がアメリカ軍の重要な機能を持つことになる。単純に考えても、かなりの嫌悪感を感じる。

しかし、こういう話が国会の議論の中で出てきていないように見える。日本が直面している大きな問題だと思うのだが。

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