今日の気になるニュースは二つあるんだけど、一つ目は
京大研究員の不正アクセス疑惑事件だろう。
ニュースの取り上げ方をみていると、彼をクラッカー的に扱っている。
しかしながら、問題の本質は、セキュリティが甘かった、いやセキュリティに対して神経質ではなくてはならなかった著作権協会側の罪が問われるべき点と、研究目的のアクセスが罪になるのかという点ではないかと思う。NHKなどの報道をみていると、彼の行動は研究目的を逸脱したものになったということになっている。果たしてそうだったのか、今後の裁判で問われるべき点だと思う。
なんとなく、恐い事件だなと、個人的には感じている。
でも、確かに何を持って研究目的なのか、あいまいだよなぁ。今年のセキュリティ系の研究会はもめるのかなぁ。
二つ目は、産み分け診察だろうな。産み分けというのが倫理的に合うのかどうかという問題である。小さい頃、弟が生まれるときに、生まれる前に男か女かがわかるのを聞いて、違和感を感じたことがある。生まれてから、赤ちゃんを見てわかるものじゃないの、と思っていた自分としては、とても変な気分だった。まぁ、今は診察でわかるのだが。その先の一歩を行く、産み分け。おそらく何てしても、嫡子が欲しいというような夫婦のための診察方法なのだろうけど。生命の誕生とか、自然界において、自然にしておかなければならない聖域というのがあるような気がする。
そう言えば、昨日、作業をしながらちょろっとアニマトリックスを見たんだけど、やはり哲学的だよなと思ったり。だけど、第1話みたいなプレイをしてみたいです。とても、できなさそうだけど。