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クリカフェつながりで、盛岡に拠点を置き全国区でネットショッピングやショッピングモールサイトのコンサルタントやプロデュースを行っている人に会う。

僕自身、そんなにネタがない男なので、戸ノ岡プロジェクトの話をしたり。

5時間ぐらい話を聞いたりしていたんだけど、なんだろうね、自分はまだ甘いなって思った。逆に、この人からこの話を聞かなかったら、秋頃には寒い結果になっていたんじゃないかって思うぐらい。プロデュースをするということは、そういうことなんだと改めて思い知った。

盛岡には、プランナーやプロデューサがいない。それが、共通の見解だった。同時にコンテンツ屋がいないと言うことにも直結してくる。これからは、ただものをつくっているだけではダメだ。他者との関係性を見出せるようではなければ。それがビジネスなのか、コミュニティ作りなのか、井戸端会議なのか、それは何でも良いのだ。でも、関係性を求める、つまり作り手と観客とのコミュニケーションを計る。ここに、僕が求めている作品像の一つがあると思う。それに挑戦してみようと
思うわけだ。

そういえば、前に書いたかも知れないけど、某友人の親父いわく、岩大特美の統計的な就職率は0%らしい。これには、大学院の数値は入っていないと思う。学部だけと思う。在校生展を見てきて思ったのが、やはり能力や才能を持っている人は多い。だが、彼らの力を発揮できる場所が、盛岡には無い。でもさ、作れば良いじゃんというのが、究極の答だったりする。それができているんだろうか?

Hotwiredのインタビューアーカイブの中で、90年代後半に起きたクリエイターユニットブームについて触れられていた。現在でも、WEBやインタラクティブアートや映像の世界で、そういったユニットが活躍している。僕が好きなTOMATOはその先駆者であり、トップランナーだ。彼らは、スクールを卒業後に、自分たちのデザイン事務所を作って、そこからビジネスをがんがん展開している。ビジネスの一方で自分たちのアート性を発揮できる作品やプロジェクトを展開している。

盛岡などの地方都市に必要なのは、そういう若い連中なんじゃないかなって思う。どうなんだろう、今春、そんなかっこいいデザインファクトリーが盛岡に登場しないかなって、ひそかに期待しちゃう。

何?アラカワケンスケは、やんないのかって?当たり前じゃん、作るよ、TOMATOを越えたスタジオをさ。

お前ら、一緒にやろうぜ!と言いたいよね。その前哨戦の一つが、戸ノ岡プロジェクトだったりして。

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