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2007.09.17

煙い昭和の空気

本日もオフィスに行き、モニョモニョと作業を進める。意外と昨日の、音楽的運動は体に影響を与えていない模様。


安部晋三から何を学ぶか。ただ、批判してもしょうがない。

一つに、引き際の美学の再確認であろう。たとえ、坊ちゃんであっても良いのです。きちんと帝王教育を受けていればいいのです。それが、政治一家、王族一家の男子たる者の価値であって、彼はその点が難ありのような気がする。つまり、日本の武士で言うと、切腹の時機を見いだせるか。彼は、誤りすぎた。

これは、自分たちにも言えること。この先、僕らは責任が大きい仕事を担うことがあるだろう。同時に、失敗もあるだろうし、引責もある。その際に、どのタイミングで行動に出られるか、重要である。

二つめに、担がれたら要注意ということの再確認。安部晋三は、「選挙で勝てる」総裁ということで、エンヤラエンヤラと担がれて、「選挙で負ける」総裁になったら、ハイッハイッと担ぎ下ろされたお人でもある。ようく考えると怖い話である。

福田氏を囲んで領袖の先生方が微笑んでらっしゃる。福田氏の四角い眼鏡と言い、平成と言うよりはダークな煙い昭和の空気を感じる。密室と言うより、お座敷政治。そんな感を覚える。

最近、頭の中に、ネットカフェ難民問題と小島よしおといくつかの問題が、絡み合って自分の頭の中に浮かんでいる。何かつながっているような気がしているのだ。

「大きな政府」に向かおうとしている政治。ライブドア、村上ファンド問題で、新興市場を敬遠する雰囲気、表層的な脱・格差社会を標榜する越後屋復興運動(既得権の復権、つまり認可制、免許制への回帰)。

でも、団塊の世代の方々は、高額商品に目が無いようで。おもしろいよ、ニッポン、ジャポンッ。ポンッポンッ、と。