カッコイイ
この数日、寝る前の1時間ほど、センサーとのシリアル通信の勉強をしている。どうしても使いたいセンサーがあり、それをどうやって使えるかを試行錯誤という形である。大学時代は、全然わからなかった世界だったが、最近はFlashからも操作できるインタフェースが用意されており、USB接続までできれば、後は何とかできる世界に。ハードウェアの知識に乏しいプロトタイプ主義には、ありがたい限り。
インタラクティブって、マウスやキーボードを使うインタラクションだけではない。と、今日この頃、考えております
カッコイイものをつくりたい。これは、クリエイタならば誰しもが思うこと。しかしながら、そのカッコイイの意味は千差万別である。二十歳前後のころは、とにかくも見た目がカッコイイものを探っていた。これでもか、これでもか、と自分が新しいと思えることをただ「ネタ出し」をしていた。
人と話していて、彼が携わるプロジェクトに於いてのかっこ良さは、社会貢献ができているかどうかなのだという話を聞いた。今までそういうことをかっこ良いと表現したことがなかったのだが、なるほど、確かにかっこ良いの一つの在り方だなと改めて思った。自分の場合は、そういった仕事のことは素直に喜べる仕事と表現することがあるのだが、かっこ良いの方がより直感的だ。特にも、クリエイティブなことならば。
この話を聞いた夜、自分の仕事においてのかっこ良さは何かと、グルグルと頭の中で考えていたのだが、今の仕事がそれこそカッコイイではないかということに落ち着いた。上っ面のかっこ良さを求めるのではなくて、本質的なかっこ良さを求める仕事ではないかと。本業で、社会に、文明に貢献できると言うことの素晴らしさ。そのこと自体に幸せを感じたいと思う。
先日、チーム内でミーティングがあり、ユビキタスミュージアムの新バージョンのベータ版を、認証制ではあるが、広く無料で使ってもらえるような枠組みになりそうだ。対象ユーザとしては、ユビキタスミュージアム的なコンテンツを持っているNPO、市民団体、研究機関などに提供していく。これまでに、問い合わせを頂いたいる方々には、話が決まり次第、別途ご連絡を差し上げます。