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2007.06.13

知らせのノード

良い知らせ、嬉しい知らせ、つらい知らせ、悲しい知らせが届き、そして、自分も同様に人へと様々な知らせを送る。人とは、知らせのノードである。

ノードとして、その知らせを溜め込んだせいか、内臓が思わしくない。浸みる感あり。


大学時代からお世話になっていた方が亡くなった。移動の間、恐らく志し半ばのことだったのではないかと故人を思う。自分のような若造にとっての一番の供養は、先輩たちの精神を引き継ぎ、邁進し、社会に貢献していくことである、と自分に言い聞かせている。そして、その環を育んでいくことにある。


おもしろそうなお仕事のお誘いを受ける。もっと、インターネットはデザインコンシャスでなければならないと改めて思うと同時に、ぬくもりを持たなければならないのだと思う。その人の人となりが表れている興味深い話に耳を傾けつつ、インターネットにおけるデザインの在り方を考える。


自分をドライブする。その駆動源は何か?自分なのか、それとも自分をドライブしてくれる何かがあるのか。一つ言えることは、受け身ではいけないと言うことだろうか。もっと、自分をドライブしなければ。それは、無理に加速させなければということではない。駆動させなければ行けないと言うことである。流れる景色は、網角膜を刺激し脳を活性化する。動いているから、止まって見える景色の静けさがわかり、同時にめぐるめぐる景色の残像の美しさがわかる。


遅まきながら、弊社のサーバ群をグリーン電力化するお話しをし始めた。自分が提案するハイブリッド型までには行かないが、その前段として取り組みたいと思う。サーバ会社の方から伺ったのだが、サーバの電力需要は大きくなる一方で、新しいデータセンタをつくる場合は近隣の変電所の許容量まで検討して建設するなのだとか。

あっちの世界に、データを置くのは良いが、それがブラックボックス化してはいけない。そのサービスにどれぐらいエネルギーがかかっているのかどうか、そう言うこともこれから意識していかなければならない。インテリジェンスなシステムを組めば、いろんなことが可視化できるはずで、きちんと効率的にエネルギーを使っているかどうかを消費者側がサービスについて判断できるのではないだろうか。そう言うところからの新しいネットワークデザインもあると思うのだ。エコな視点から選ぶ、ブログサーバとかね。普段からそう言うことに気を付けていても、情報発信の部分でCO2を出しまくっていたら、それはもったいないこと。自分にできるのは、そう言うところからの変革なのだと思う。