屋上に女の子
見せるべきものは決まっているのだが、どのように見せるかが良いアイディアが浮かばず。悩める週末になりそうだ。
先日、WiiリモコンをPCにつなげるソフトを使ってみた。思いの外、簡単にWiiリモコンからの加速度情報をWindows上で取得でき、リモコンの傾きによってソフトが動くのに感動してしまった。Wiiリモコンを傾けるとマウスカーソルが動いたり、GoogleEarthが動いたり。それがきっかけとなり、ハードウェアインタフェース熱が高まる。前から挑戦したいと思っていたデバイスネタの妄想が再び始まった。
センサーデバイスものを扱う際に困るのが、自分は電子工作が不得意だと言うこと。いや、覚えればできるのだろうけども、覚える機会が無くここまで来てしまった。なので、いつもこのあたりがハードルになるのだが、最近はいろんなツールが出ていて、センサとのシリアル通信なども簡単にできるようになっている。調べると、シリアルポートからの信号をFlashに入れることができるツールがフリーで提供されている。自分の考えているインタフェースに必要な技術的なあたりはついてしまった。まずいなぁ、これはつくらないと!デザインイメージは、屋上で女の子にヘッドフォン!たまんないなぁ。大学以来の妄想を実現しなければ。
インターネットは神経網である。その神経網の先に何を繋げるか。Web2.0と言われ新時代突入という雰囲気がインターネット周りにはあるが、そのアウトプットはまだまだブラウザである。そしてそのブラウザを操作するのは、キーボードとマウス。石井裕が掲げたタンジブルビットのようなインタフェースは、まだまだ一般的ではない。神経網の先にあるのが、キーボードやマウスにブラウザだけというのは、あまりにも無骨過ぎる。もっと、柔らかいものがつながって良いはず。
言語化されない感覚的なものをビットに変換し、地理制約を越えて伝達する。それが、人類が新たに手に入れた神経網としてのインターネットのあるべき姿の一つではないかと自分は考えている。そこで、求められるのは"sense-ware"。こういうところに、集中して仕事をすべきなのかもしれない。
屋上に女の子、それも、いわゆる"sense-ware"。
瞬発能力。今日、そのことを求められた。これからの課題だ。そのとき、そのときで、力を出していかないと、追い付いていかない日々になってきた。本当に、2,3年までは考えられない日々だ。