Powered by
Movable Type

2006.09.24

シャンソン

失われた時間を取り戻すように、今週末は、決まっていた予定以外は、自由にぶらりと過ごす。いろいろと予定を詰め込むこともできるのだが、自分はそういうのは窮屈でして、行き当たりばったりが好き。


相方の父親に誘われて、シャンソンのライヴに行く。歌い手は、盛岡在住のシャンソン歌手のささき絢子さん。母親がシャンソン好きではあったが、盛岡でこういったシャンソンなどを聴きに行く機会も余裕もなかったので、シャンソンのライブ自体が初であるし、盛岡の方と言っても、ささき絢子さんの歌を聴くのも初めてである。シャンソンとは、映画のような、とても情の深いものである。ちょっと、日本の風景は思い浮かばないけど、昔のヨーロッパ映画の舞台を思い浮かべながら、その歌の世界に浸ってみる。歌われた歌の中で一番好きだったのが、愛の歌ではないが、「ふる里のうた」。ネットで歌詞を探したのだが出てこない。良い歌詞である。ぶどうは、大事にしなければならない。

途中、サプライズゲストで林隆三が登場。さすが新劇出身の俳優だけあって、歌がうまい。でも、ただ歌がうまいだけではない。顔の表情といい、そこに世界を生み出す力、これはもしかしたら歌手にはない役者だからこそのものなのかもしれない。役者とは、こういう人のことを言うのかと言うぐらい、キザでかっこよかった。

盛岡の方、一度、ささき絢子さんのライブに足を。


SA310245.jpg

はて、銀座でこんな仲間に出会った。


気が付いたら、某雑誌に、某作品が掲載されていた。