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2006.08.31

the dish

8月も終わる。


今年の後半は、じっくりと潜っていようと思ったが、そうとも行かないようで、いろいろとプロジェクトに関わることになる。またまただが、年末にいろいろと出てきそうだ。


久々に、文字組を。文字とは、やはり難しいグラフィックだ。


修理から帰ってきたカメラを取りに行けず。


アポロ11号による人類初の月面歩行は、実は、オーストラリアの片田舎の電波望遠鏡を用いて中継されていたというお話。その困難に挑む所員たちと世紀の偉業に携わることに盛り上がる住民たちの姿に、ホッとする。なんでだろうか、あのエンピツが宇宙に飛び立つとき、みんなあの一点を見つめて、わくわくしている。時代感の違いかもしれないが、僕が生まれてからそんな風にわくわくしながら、世界の人が一心にテレビを同時に見ることってあるのだろうか。悲惨な映像を生中継で囲んだことはあったとしても。

この映画、所員たちの職にかける姿が美しい。プロフェッショナルとしての誇りと意地。どんな職業にも通じることなのかもしれない。そして、それを支えるキュートなパートナたち。職に真摯に取り組むと言うことの素晴らしさを暖かく説いてくれる映画だ。

基本、NASAには負けません。

ところで、この映画の原題は「THE DISH」。ひつじの放牧地に建っているパラボラアンテナだから「月のひつじ」なんだろうけどね。邦題って、難しい。

そういえば、冥王星が惑星から外れた。こういう時って、星占いってどうなるんですかと、意地悪な質問をしたくなるが、昔から冥王星が太陽系であることに違和感があったので、あまり個人的には驚かず。