妄想夏(か)
忙しい日程をようやく終えることができた。明日の打ち水が終われば、夏期休暇だ。
先日、シュゲイザー音源特集というページを見ていて、シュゲイザー系の新進バンドの音源を聞いていた。ロックはOasis系も好きだが、どうやらシュゲイザー系が自分は好きなようだ。あの音が回る感じというのか、陶酔していく感じというか。音の波の向こうにある、妄想的なストーリー、はかない感情。と、考えていたら、なんだか夏の映画の世界に自分が紛れ込んでいた。
そうさ、夏は何かが起きる世界。映画的な。
北国生まれだから冬の映画を作るべきなのだろうけど、個人的には夏映画が好きだ。学生時代から作っていたインディーズフイルムのほとんどは夏が舞台であるし、個人的にも夏を舞台にした映画が好き。青春夏映画ならば、「水の中の八月」。この作品名で2作があって、映画とドラマ、別物がある。映画は小嶺麗奈が主演で、ドラマは伊藤歩が主演。映画の方は、それこそシュゲイザーだ。
一瞬、また映画つくりてー。とか思ったら、次の瞬間には、プライベートアートワークスに頭が移っていた。お盆は、凡々、煩々。
今年の夏は、移動せずに、都内か関東近郊で過ごすことになりそうだ。静かな夏を過ごさせていただきます。と思っていたら、幾人か盛岡から東京に遊びに来る友人がいるみたい。東京で集結なのか。と言うことで、旅のすすめで東京に来ませんか。僕と一緒にお上り東京タワーをしてくれませんか。
WEB2.0は空っぽさ。WEB2.0はオタクのお祭りに過ぎないと、自分は言っていたのだけど、高城剛が最近、似たようなことを言っていた。WEB2.0って、イタリアの未来派ではないが、インターネット創生期の頃から考えられていた概念ではある。それが、ようやく今実現され始めている。社会学的な視点と技術的な視点で、混沌していることは確かで、AJAX祭りをしているところから、一歩進まなければならない。
だいたいさ、女の子にWEB2.0って言ってわからんよ。むしろ、WEB2.0がさぁって言ってくる女の子とデートはしたくないさ。
先日、水系都市・盛岡って書いたのだが、その妄想は続いてる。最近、江戸・東京の都市構造の変化とか、グラウンディングとかとか、そう言うのに今日があって、仕事でもそう言うコンテンツを扱い始めている。そう言うことを盛岡でもできないだろうか。
あの辻で君を見かけて、あの辻で君と…。はい、そういう感じのことをしたい。
盛岡の地層を解き明かし、新しい地層を作るみたいな。地層って書いたら、文化地層研究会がありましたね。僕らは、ボーリングと呼んでいるが。垂直方向のボーリングと水平方向のグラウンディング。
夏は、妄想さ。