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2006.07.16

銀座で矢巾

東京のみなさん、

IBC NEWS:銀座で矢巾町の産直フェア[19:21]

矢巾町で採れた新鮮な野菜やキノコなどを販売する産地直送フェアが、きょうから東京のいわて銀河プラザで始まった。 この産地直送フェアは矢巾町が開いたもので、町内にある産直施設の「産直岩清水」が出店。

らしいです。気付いたのが遅く、自分は足を運べないが。気になるのが、キノコ。

もちかえりもの

映画は、スクリーンだけで完結はしない。スクリーンを離れた後、日常の、ふとした瞬間に映画の1シーンを思い出し、そこから何かを考え始める「きっかっけ」になることが、自分が作る映画の理想形かもしれない。

つまり、僕らは、観客に、いかに「もちかえりもの」を用意できるか。

ということを考えながら、自分はショートフィルムを作っていた。そんなことを昨日、渋谷で「美しい人」を見て思い出した。9人の女性が主人公となるショートストーリーのオムニバス。起承転結としてストーリーは無いが、間違いなく空気が存在する。そういった映画。

最近、自分はショートフィルムを撮っていた映像作家からものづくりを始めて、今に至っているんだ、ということを思い返している。「もちかえりもの」のも、その一つ。インタラクティブの作用の表れの一つであるような気がする。何を持ち帰ってもらえるか。そこに、深い仕掛けがあるのだと思う。


先週は、デザインワークにおいて、いくつかの不幸があった。そこから学んだことは、自然には「しぜん」とはならないということだ。「しぜん」というのは、無印良品のキャッチコピーの「しぜんとこうなりました」の「しぜん」からとった言葉尻。簡単には、そのキャッチコピーのようにはならないということである。僕らは、いつでも用意周到でなければならない。そのことを先週、嫌という程感じることに。

世の中には、いくつもの自然があり、自分が求めている、または自分の自然というのは、世の自然ではないということを常に認識する必要があるのである。しかしながら、自然であるから、それを忘れてしまうことが多い。そして、自然の脅威は、本当に恐ろしいのだ。