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2006.07.03

スイッチ

中田の引退表明のニュースには、思わず声を上げてしまった。噂はあったが、本当だったかと、新庄ではないが天晴れ感がある。ありがちだが、好きなスポーツ選手を上げろといわれたら、中田にイチロー、そんな自分にとっては、彼の引退表明のメッセージを読みながら、彼の中にそういうことがあったのかと考えさせられた。

個人的にも、どの時点で、転職ではないが、立場を変えようかとというのが、最近の思うところなのだ。それが、30なのか、40なのか。はたまた、明日なのか。そのスイッチを入れ替える瞬間をどこに置くか、そして、いかにして行動に出るか。それには、決意と勇気が必要。中田の引退メッセージから、その決意と勇気、そして次へ旅への眼差しをひしひしと感じる。


道具を変えた。新しい道具は、この1年程自分の中にあった道具への萎える気持ちを変えてくれる。やはり、感心させてくれる道具というのは素晴らしい。たまに無駄遣いといわれるのだが、仕事や創作に用いる道具は、ちょっとがんばるようにしている。手に取ったときに、何だか気持ちが萎えてしまったら嫌なのである。そのもの自体に刻み込まれた英知と技術を感じ取って、制作をしたいではないか。つくり手の想いと勇気を感じながらといいますか。


さて、あと2週間程。スイッチについて、考えてみようか。


なんだか、東京の岩手人人口がまた増えるようだ。自分自身は、複雑な心境。一方で、岩手に戻る人もいる。