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2006.01.20

近所カフェ

R O B A R O B A C a f e

ちょっとだけ、近所。カメラ日和な人が展示をしているらしい。でも、週末、休みなし。

それは地球という一粒

不思議なことに、周りの友人・知人と考えていることなどがシンクすることがあるのではないかと思うことがあるのだが、KCのBlogでグッドタイミングなエントリーがあったので。

via! kasuli.com

ぼくは、愛地球博以上に、 Grishとフェアトレードいわて(仮)を 応援します。詳細は、Piece of Cakeを見てください。 ちゃんと動いてます。

ちょうど、昨日だったか、竹村先生との会話でフェアトレードチョコの話が出てきて、なるほどぉと思っていたところだったので、気になって、oz研のユウカちゃんのBlogを読んでみると、

via ! Piece of Cake フェアにいこうぜ

年明け前からコースの人たちと フェアトレードの勉強会を行ってきたけど 今回団体作ることになりましたー!

そうなのかぁと、なんだかシンクしたなと思う。

今年の事業内容などを話しているときに、コンテンツ面の話題の中で、毎年バレンタインデーにキャンペーンを張っているフェアトレードチョコの話が出てきた。フェアトレードの詳細は、People Treeのサイトをご覧ください。平たく言うと、僕らが普段食べたり、使っているものの中には、適正な値段で作られていないものがあるのです。つまり、適正な賃金を与えられずに「搾取」という形での労働による生産されたものが、世界の市場に流通してるのだ。これを正し、「フェア」なトレードによって生産し、これまで非遇にあってきた人たちの権利を保障し、新しい取引を生み出していこうという動きである。その代表例がチョコだったりしていて、チョコの消費量が増えるバレンタインデーに、告知キャンペーンをしているそうだ。

竹村先生が、チョコは、地球食なのよと、不意に言う。どういうことなのだろうと、その意を聞くと、カカオはアフリカ、砂糖は東南アジアなどと、原産国が地球上に広がり、世界で流通する食品だということ。つまり、何気なく食べているチョコ一粒が、世界の一粒でもあるのだという。チョコを食べると僕らは、幸せな笑みになるのだが、その笑みは、本当の笑顔の上にあるのだろうか?そう考えると、ゾッとする。

世界の貧困問題を考えろといわれても、ピンとは来ない。でも、チョコと世界地図があれば、小学生にだって、いろんなことを教えられるような気がする。そこに想像力を刺激するデザインのヒントがあるように思えるのだ。

スタバに、「本日のコーヒー」というのがある。日替わりで、様々な原産国の豆とローストの仕方のコーヒーを楽しめる。あれだって、今日はどこの国のコーヒーですよと出してもらい、その国のことを知りながら飲めたら、一瞬でも、自分の頭のスケール感が広がるような気がする。最初は、天気から。え?30℃もあるの?とか、こんな音楽が流行っているのかとか、向こうのお笑いはシュールだとか、そんなことが見えてきた先に、「関心」というのが生まれるのかもしれない。

そういうことを実現するカフェが、本当に欲しいなと思う。メディアとしてのカフェ。


と、まじめなことを書きましたが、リリー・フランキーがラジオで、Melty Kissというチョコってまだあるのかなぁーって、シャズナをかけていたよ。

まぁ、大体そういう感じ。