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2005.07.12

アートショウの公式サイト

夏にお手伝いするアートショウの公式サイトが公開されました。
http://www.iwate-kokaido.net/

作っているのは相方で、毎晩制作の相談が来たり。

お肌

週末のイベント映像の打ち合わせで、黛さんとスタッフの皆さんにお会いする。週末に、月刊ヘップバーンの10周年記念パーティがあり、その映像演出を手伝わせていただく。

黛さんがやっていらっしゃるプロジェクトのひとつに、「ええじゃないか」というのがある。

 日本を愛する者たちが、あらゆる垣根をとりはらい、日本が持っている様々な「宝物」をもう一度見つけ出し、みがき直し、組み換え、勢いをつけ、そして日本を隅々から元気にしようという活動です。  「宝物」とは、長い歴史の中で培われ、作り上げられてきた、物、技、芸、暮らしぶり、ならわし、そしてそれを生んだ風土や景観などです。

そのプロジェクトのイベント「日本再発見塾」といのうが、岩手県葛巻町で8/20~21まで催される。黛さんをはじめ、日本画家の千住さん、歌手の谷村新司さんなどがボランティアで集うそうだ。谷村さんは、のりのりらしい。自分は、ちょうどアートショウの期日の最後の方になるので、行けないのだが、地元の職人を交えたりなどの催しもあるということなので、お近くの方はぜひ。

ELPのミーティングでGoogle Earthで、かなり話を脱線させてしまった自分だが、本当に興奮するソフトである。Macな人も、一度Windowsを拝借して触ってみてほしいなと思う。

さてさて、そのミーティングの中で、本というtextをcon-textとするインタフェースの話になった。それこそ、宮沢賢治の本なんて、それに丁度良い本だと思うという竹村先生の話を聞いて、なるほどなぁと思う。ちょいと、何か作ってみたいな。

盛岡のお世話になっている方から相談があり、RSSをFlashで読み込んで表示することってできる?というご質問が。荒川的には朝飯前の話なのだが、盛岡の、おそらくトップのWEB制作会社からできないといわれてのご相談だった。まぁ、自分自身、あにょ!?という感じなのだが、それでいいのか、その会社、という感じではありました。はい。

相方がアートショウの事務局の専任スタッフとをしているのだが、専門分野でもないのに、公式サイトなども一から作っている。基本的に、アートショウのスタッフはボランティアで動いていて、アーティストの方々にも、実費程度の制作費しか払われていないので、WEBやその他のデザイン面も、制作費を払える状況ではないらしく、相方が担当しているとのこと。こういうアートなイベントだからこそ、そういったWEB、印刷面なども力を入れてほしいなと思いつつ、誰か心意気のある地元のクリエイターが手伝ってくれないの?と聞いてみるが、そういうのは無いとのこと。まぁ、知らない人も多いのだと思う。自分も手伝いたいところではあるのだが、今回参加させるインタラクティブ作品もかなりの大仕掛けで、他の案件と考えるとそこまで個人的に余裕が無いのが残念。

昔、ミステリー映画祭の映像制作をボランティアで手伝ったことがあった。まぁ、ひどい環境だった(寝られないし、仕舞いには弁当は腐るし)。しかしながら、学生だった自分には、大きく得るものがあった。ノウハウ、人のつながりなどなど。今回も、自分はノーフィーではあるが、地元に東京で得たものを還元できるなぁと思ったり、自分を拡張するという意味でも良い機会だと思っている。また、自分のショーケースにもなる。自分の作品が、ビジネス的に報酬を得られなくても、自分自身の宣伝効果を考えると、大きく公に扱われるということはクリエイターとして重要なことである。実は、自分の場合、既に期間中に今回展示する作品のでも営業を入れていて、冬以降の仕事につなげようと画策中だったりする。自分の得意分野で社会貢献し、そしてこれからの自分の活動につなげられることは、素敵なことではないだろうか。

ということで、アートショウのデザインとかWEBとかを手伝ってくれる、粋なクリエイターの方、ご連絡ください。

そう、デザインは街を変える。デザインは人を幸せにする。それを体現しましょう。


と、こんなことを書きながら、クリカフェがあれば、さくっとみんなにお願いできたのになぁと悔やまれる。ELP勉強会とクリカフェ、自分の中の今、やらなければならないイベントごとです。

さてさて、黛さんが気になる一言を。「荒川君、男の子にはもったいないぐらいお肌がきれい。」