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2005.05.24

JAVA

JAVAが10周年らしいです。

江古田

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久しぶりに西武に乗る

なんとなく違うカルチャー

地方に刺激を

おもしろいblogを。

:: katomaxblog | 持続可能“地域”社会 ::

 この発言には,とても重要な指摘が二つあって,一つには,生活の質を上げようとする方向に地方の可能性が開かれるのだという点。これは単に「田舎はのんびりできるからね」というレベルの話ではなく,なぜ地方分権が必要なのかという根源的な議論をも含むものだと僕は考えますが,ここではまず,「中央集権的な国家統治機構の疲弊の代替としての地方」という括り方だけでは,不十分であるのだということを理解すればよいと思います。  もう一つには,若者を定住させるために芸術・文化によって創造的な刺激を湧出させるという点。地方に可能性があると言ってはみても,それでもやはり都会に抗えない魅力があるのは事実です。それを認識したうえで,都会にはなく,かつ,若者にとって刺激足り得るものを地域の戦略として用意する。これこそが政策です。

自分は、高校時代から、盛岡・岩手に世界屈指のデザインスタジオをつくると、言ってきた。それは、その頃に、このBlogの冒頭で記されているような北欧のデザイナたちの活動を見て、大都市じゃなくて、地方都市でかっこいいことをするという価値観を持ち始めたからである。今でも、ことある毎に、盛岡に如何にデザインスタジオをつくろうかという話で盛り上がる。

盛岡には刺激がないという。それは、その通りだと思う。くだらん地方TVCMが流れ、しょうもないデザインがあふれ、東京ではやっている音源をちょっとかけては盛り上がっているクラヴとかとか、敏感なティーネージャーを満足させるものはない。それに、問題提起をすると、大人たちは、「しょうがないよ、予算がないから」と言い、仕舞いには「盛岡だから…」と言う。そんなんじゃ、夢や希望を持つ者だって、萎えてしまう。

実際、県大、岩大を含め、ドロップアウト・卒業後に、地元でベンチャーや独立ブランドを立ち上げる人がほとんどいない。みんな、刺激を求めて、自分の能力を発揮できる中央に出て行く。自分も、然りかもしれないが。

 実は,とても興味深いことに,平田氏もまた,トルビョーン氏とまったく同じように,「若者を地方に戻らせるためには地方に刺激が必要。だから芸術・文化政策なのだ」というようなことを主張しています

中央からコンテンツを持ってきて上演をしてもダメで、本気に、生業でコンテンツを作ったり、地元のコンテンツ・リソースを世に出すためのクリエイターを育てなければならないと思う。そういう政策は、あまり無いのではないかと思う。某協会に助成と言ってもね。

次世代のクリエイターズカフェは、盛岡のクリエイタをつなげるだけではなく、東京・全国・盛岡をつなぎ、新しい産業としてのプロジェクトを創発させるプラットフォームをつくらなければならないと思っている。

自分は基本的に、境の商人モデルが良いと思っている。革新的なことは、市民レベルからスタートした方が良いのではないかと言うことである。行政(大名)に頼み込むよりは、自分たちのところから始めて自治し、大きくしていくことが良いのではないかと。もちろん、一緒に連携することも大事だが。

それは、おそらく5年後以降に、自分が仕掛けるためのことだったりもするのだが。

平目ちゃんと

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目が合ってドキドキて

傾向

平目ちゃんの写真、結構グロイですね。おいしかったですが。

午前に、江古田に行き、県大で知り合った大柳さんと久々の再会をする。お仕事のお誘いをいただき、今度一緒にやらせてもらうことに。昼間から、相当マニアックな話を。音制作と装置制作のヒントを頂く。インタラクティブメディアにおける音の在り方、重要な点です。

その後、初めて乗る路線に揺られ、練馬→六本木と。決め込んで、プランニング作業をする。久々に、メールのログを見たり、資料を引っ張り出したり、紙にペンを走らせたり。そういう感じだと、何となく充実している。

向こう数ヶ月間の仕事は、実装がどうのこうのと言うよりは、プランニングとかデザインとかそういった話になりそうだ。そういう意味では、実装をお願いできる、信頼できる人にお会いしたもの。

東京の東南アジアかは進んでいるのか、本日もスコール気味。