長野県武石村
取材で信州せいしゅん村こと長野県武石村に来ています。本日は、これから農作業を体験予定です。
この建物に、昨夜は泊まりました。126年前の建物だとか。
取材で信州せいしゅん村こと長野県武石村に来ています。本日は、これから農作業を体験予定です。
この建物に、昨夜は泊まりました。126年前の建物だとか。
これからの季節に
手伝いが終わり、お昼の食材をたんぼの中で集めております
東京に戻ってきました。妄想を膨らましながら、助手席になりつつ、電車に乗って部屋の近くまで来たのですが、眠たい&疲れが出てきました。集中して、メールチェックをした後に、寝ます。
武石村、確かに風景はすごかったが、だいたい、これ、岩手にもあるなぁと思いながら見る。どうも、自分はすごいところで生まれ育ったらしい。
長野県武石村の信州せいしゅん村に行ってきた。村の中に村?という感じではあるが、これは、わかりやすく言えば、この武石村で行われている農村交流プロジェクトの愛称的なものと捉えて良いと思う。ほっとステイと呼ばれるプログラムでは、各学校の子供たちが、班毎に各家庭を訪れ、夕方ぐらいまで農作業や村の自然の中で遊んだりする。各家庭のおばあちゃんやおじいちゃんと、いろいろ話ながら作業をすることで、交流を深めていくという物。全国に、グリーンツーリズムの事例があるが、成功事例のようである。相方も、仕事で岩手県北の地域のグリーンツーリズム事業のコンサルなどの仕事があるみたいだけども、結構うまく進んでいないらしい。
一緒に行ったメンバーは、風景に感動していたのだけど、実は、自分は良いなぁと思うけども、感動するまでには及ばなかった。なぜならば、こんな風景、岩手に行けば、ごっそりとあると思うからである。内心、岩手の方がもっとすごいところがあると思っている自分がいる。でも、東京都内に住むようになってから、こういう風景を知らない土地に行ってみると、ああいいものだなと再認識させられる。
夜に、築120年以上の家屋で杯を交わしながら、農村をキーワードに話させて頂くと、このプロジェクトの代表者たちは、一様に教育に対する危機感を持っていた。農村交流をして、地域の活性化を狙うことが彼らのゴールではないのだ。農村体験を通して、これからの日本を背負う子供たちの教育、そして日本のリデザインを考えている。こういうところは、とても共鳴できた。
何かものをつくることが目的ではない。その行為に目的を求めるのではなく、その先に何を見いだすかを目的にしたいと自分は思っている。自分がつくったものが、どんな風に生活に活かされ、どんな風に感じたりするのか。そして、そういうことが、どんな風に社会に反映されていくのか。そういうことを考えなら、ものをつくっていきたいなと思う。
お供に、デジカメを持っていったんだけど、メモリをあっさりと使い果てしてしまった。とても、絵になるところが多い。田舎写真好きの人、お勧めです。