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2004.10.12

クリエイティブの輪、煮魚

友人から、デビュー当時からナチュラルハイを推していたのに(英語ではPUSHだけど、日本では押すではなくて推すなのね)、今頃好きになるとは!とメールをもらったのだけども、何でなのでしょうか。その当時は、ピンと来なかったのです。でも、今は来たのです。楽曲のせいというのもあるのですが、それに共感するだけの人生経験をしたのかしら…。と、ほざいてどうすると、いろいろ調べてみると、ナチュラルハイのプロデューサは亀田誠二さん。googleで検索してみると、椎名林檎、スピッツのプロデュースもしていて、おぉ、矢野真紀のプロデューサもしているとのこと。なるほどぉ、それで謎が解けた。矢野真紀ですよ。自分が好きなビデオクリップと言われて、覚えていたらたぶん、挙げるのが矢野真紀の「タイムカプセルの丘」という曲。この曲のビデオクリップがノンカットのクリップなのだが、とても秀逸な作品。DVDが出ていたら買おうかなと思うようなクリップである。無論、曲自体も良いんですよ。

クラムボン、BonneyPinkをはじめ、女性ボーカルものはご多分に漏れず好きなのですが、声が好きと言うより、その詩の世界観が好きなんです。でも、だいたい聞きながら思うのが、はぁ、自分はひどい人ですね、ということなんです。矢野真紀に「タイムカプセルの丘」も良い曲なんです。でも、男としてはどうなんだ!?という設定なような気がするんです。でも、その二人の間に横わたるものとか、その光景は素敵だね、できれば、我撮らん、と思うのです。わかりやすいところでは、クラムボンの「090」という曲があるのですが、あの曲は良い曲なのですが、ある意味が耳が痛い曲です。でも、好きなんです。言い方を変えると自虐的な趣味と言いますか。恐らく、映像作家として持っている自虐的な矛盾と言いますか、この矛盾を抱えながら生きているんだろうなと、たまに思うんです。恐らく、その狭間にいることに快感を覚えているんだろうなと。きっと、どっちかに振れたら終わりなんです、その間が良いんです。だから、立ちが悪い。

油を使わない料理で晩ご飯を食べたいなと思いまして、本日は初の煮魚に挑戦しました。まずは、成功!ですが、悲しいことに、落としぶたができなかったんです。落としぶたがないことはわかっていたのですが、アルミホイルを使えば大丈夫と思って、帰宅したのですが、我が部屋にはアルミホイルが無い!どこにも無い!と言うことで、落としぶた無しに。はぁ…。

「半額」ラベルが好きな自分が先日購入したのは、キムチ漬けの素。念願叶って、キュウリ、大根を入手しまして漬けました。まぁまぁのうまさです。30分で浸かりますとか書いているけど、まぁ、味は付いているが、まだまだという感じでした。当たり前ですが。明日の晩ご飯に期待です。

本日の結論として言えることは、料理を作っている素敵なシーンを撮ってみたいなということでしょうか。

意識的に、iBookでは、firefoxを使うことにした。cssの適用の違いとか、いろいろ調べるために、実感するために。

本日、改札口を出るときには、見えていました。映像作家ですなと。

日曜日の午後

日曜日の午後。

なんだか、とても楽しい時間だけど、明日から始まる日々を思うと、とても愛しく思う時間。

遠くから流れる調べを聞きながら、家に帰らなければと思い小走りで道を駆けると、背中の方から呼ばれて振り返る。
すると、淡いオレンジ色が空いっぱいに広がっている。

確か、雪の白よりも、白い息を君は吐きながら、さようならと僕に呼びかけていた。

ある冬の日のこと。