見直してみたら、意外とそうでもなかった。というか、なんでそこまで…ということがありました。「冷静さ」がなんと大事なことかと改めて思わされました。でも、この「冷静さ」というのをあまり持ちすぎることに、自分は怖さを感じています。
本来、自分はアーティストではないと思っているので別に良いのですが(本当に別に良いと思っているかは、定かではないが)、アーティストというのは、感情に流されるというのも必要だと思うんです。むしろ、何かに対して冷静すぎるというのは、それはそれでおもしろみがないなって思うんです。きっと、そこに社会性がないとか、アナーキーだとか言われる所以があると思うんですが、アーティストはもっと感情むき出しでいて欲しいなと。クリエイターとかに求められるのは、その逆で冷静さなんだと思うんです。これはおもしろい。という直感的な印象から、理論的にどう捉えていくかを細かく分析してそこから解を出していくというのが、クリエイタというかデザイナの仕事かなと。分野によってはかなり違ってくるとは思うんですが。
最近、自分でも嫌なほど、言葉で説明というのを考えるんです。理由を考えるんですね。というと、後付の良い加減な理由付けか?と思われるかもしれないのですが、違いまして、これがおもしろい、美しいと直感的に思う、そしてそれはなぜなのかって真剣に考えることにしているのです。少なくとも、それを他人にプレゼンできなければ、自分の中で納得できないのです。嫌な作業かもしれないですけどね。なんだろう、美しいものを単純に美しいと捉えていないわけですから、原始的な感動とかが隠れてしまう危険性もあるわけです。例えば、かわいい女の子がいて、その子がなぜかわいいのかを語る男は嫌でしょ。あの子の目は大きく、かつその子の鼻は小鼻であることで、キュート感が出ているとか、そんなことを語るヤツは自分でもひく。でも、そんなことをしないと、何かがおさまらないのです。
拉致被害家族の問題。今回、かなりの人道支援を決めてきたわけですが、いわゆる身代金ですよね。これって。そうは言ってしまってはいけないと思うのですが、そういうことですよね。国家による拉致がこういう風にカードにされるのかと思うと、何なんだ?と思いますね。今回の外交に関しては、いろいろ評価が分かれているのですが、意外にも共産党は評価している。社民党は、伝わってきている事実を述べているだけで、何が良かったのかダメだったのかも言えない状況。民主党は、手厳しく批判。いつも思うのですが、民主党は批判はするけど代替案を表に持ってこないですよね。自分ならこうしますけどね、と暗に批判する方がよっぽど説得力があると思う。
明日、楽しいことが待っているような気がするけど、心が晴れないのはなぜだろう。心の天気予報ってヤツは無いな。少なくともわかっているのは、傘を持ち歩くようになったら終わりだと思う。まして、折りたたみ傘なんて。