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2004.04.07

ちょろちょろと次回作のネタを考える。問題は制作時間だなぁと。ふと、TOMATOのCD-ROMを思い返して、ふむふむと考える。

盛岡には、昔お城があったのだが、現在は建物自体はなく石垣だけが残る「岩手公園」として、
その当時の面影を知ることができる。桜がきれいなので、数週間後には花見の名所となる。
まわりには、官公庁や企業のビルがひしめき、現在も盛岡の経済の中心部である。
そんな岩手公園の脇に、県立図書館がある。県立図書館は、老朽化と手狭になってきたということから、盛岡駅の西口(北東北で一番高いといわれるビル、マリオスがあるところ)へ2年後、移転することが決まっている。そのため、現在の県立図書館の利用方法を検討されていたらしいのだが、なんと市に譲渡して歴史博物館になるらしい。何でも、南部藩士などの歴史的偉人を顕彰するらしい。また、戯言をおっしゃるのね、としか言いざるを得ない。

まぁ、アラカワの言うことですから、そうです、そこにインキュベーション施設や新興企業の展示スペースなどにした方が効果的だと思う。
立地条件もいいし、まわりの環境も公園だから非常にすがすがしいし、非常にいい施設になると思うのだが。

歴史博物館は、すでに松園に県立博物館があるし、市立では太田に先人記念館がある。確かに、お城跡にそういった施設を、という声もわかるが、そんなに過去を崇める施設を作るよりも、これから世界を動かす、歴史を作る者たちのための施設をどんどん作ったほうがいいと思う。自分はそう思う。