こまちに乗って秋田に行ってきた。現在、さざなみが参加しているVJソフトの会議のためである。こまち君、はやてとはあんなに速かったくせに、秋田行きになると遅い遅い。田んぼの中、山間の中を走る新幹線。結構、珍しいんだろうな。それに、揺れる。間違いなく、東北新幹線よりも揺れる。PowerBookを広げていたんだけど、いつもはそんなこと無いのに、酔ってしまった。
秋田は意外にも暖かかった(ちなみに、盛岡と比べてね)。さすがに、帰りは雪だったが、盛岡の朝の痛いような寒さは無かった。盛岡は、やっぱりすごい。
秋田で買ってきた「はたはた鮨」はうまかった。金萬も相変わらずうまい。金萬の好きなところは包装である。金萬は焼き菓子なのだが、多くのお菓子は一つずつ包装されているのに対して、金萬は大きな紙で全体をくるんで折り箱に入っているだけ。そのストイックというか、昔当たり前だった簡単な包装が潔くて好きだ。
最近、大村達身みたいなギタリストというか、クリエイターと仕事をしてみたいなと思うことがある。何というか、天才的なプレイを観てみたいというか。
フリーで食えるならば、フリーの方が良い。そんなことを言われた。まぁ、自分の好きな言葉の中に鶏口牛後というのがある。鳥インフルエンザはイヤだけど、鶏口の方が確かに良い。最近、自分の中で変化が出てきたと言えば、これを世にどう送り出すかと言うときに、ビジネスになるのか、それともそうではない切り口でやるべきなのかを考えるようになってきた。まぁ、当然なのことなのだが、結構、それはそれで重要なことなわけで。
今年の目標、職について考えると、自分は仕事というものに於いて、人生の中で何を成し遂げたいのかって考えることにしている。単純に金が欲しいとか、単純に有名になりたいとか、そういうことではなく。自分が取り組む仕事が、自分という人生、映画にどんな影響を及ぼすのか。