Powered by
Movable Type

2003.10.12

TCTを観に行く。場のRPM、音楽のRPM、演技のRPMを合わせるのって難しいんだなと、思った。噂には、聞いていたが本当に全編トランス!でも、一本調子だなって思った。劇物にエレクトロニカミュージックを持って来ると言うのには、とても興味がある。自分自身、そういうパフォーマンスや映画が好きだし。あそこまで、使うんだったら、もうDJスタイルで音出しをして行くしかないんじゃないかなって思った。そこで繋げるなよって思うし、台詞があるからと言ってあのレベルダウンはねぇーだろと思うし、そういうのがボディブローのように、観客のボルテージの上げ方にちょっかいを出して行く。ダンスミュージックと言うのは、積み上げられて行く音楽であり、積み上げられた先にトランス状態と言うのがある。そこまでのストーリーテーリングができるのがDJである。そういう意味で、パフォーマー、オペレーターがその場のリズムに合わせて、出して行くしか無いんだろうなと思う。芝居でターンテーブルでダメなのかしら?

いろんな者がかみ合っていなかった。それが率直な感想。もっと、シンプルにソウルフルなものを観てみたいと思う。もっと、削ぎ落として良いと思う。

中学生の弟が、イラク戦争はしない方が良かったんじゃないと、バクダッドホテルのテロニュースを見てぼやく。なぜ、アメリカ、強いて言えばブッシュ政権の尻拭いを国際社会がしなくちゃ行けないのだろうか。本当に、そう思う。あれだね、一度、頭を下げさせた方が良いよ、彼らに。