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2002.11.13

感劇地図の掲示板で、ゼミナールの「エントロピー増大の法則」のことで盛り上がっている。久々に、白熱した議論が展開されているなぁ。僕自身は、盛岡の演劇界ってどこか生ぬるい感があるような気がするから、こういうのは大好きよ。まぁ、僕が考えるに映像系もそのうち、どんぱち始まるかもしれないし。80年生まれがいる内は、そんなのがないと思うが。別に、何か根拠があるわけではないが、大まじめなヤツが揃えば揃うほど、ぶつかるのさ。

話を戻すが、掲示板の論点は、ゼミナールの意向の裏の裏というか、そこで展開されていて、逆説的にゼミナールが盛岡演劇界に問いかけようとしていることを露呈しているので、その議論が皮肉にもおもしろいと思う。

んじゃ、なぜアラカワ、参戦しないかって。

だって、ゼミナール団員だもん。

それにしても、盛岡の演劇も変わりつつあることは間違いない。僕が危惧するのは、若手の演出家不足じゃないかなって思う。結局のところさ、いないじゃんってなる。TCTの遠藤さんや元ネジの柏木さんががんばっているが、他に何だか尖っている人がいない。坂田の登場は、この状況では大きなものだったと思うよ。僕は、そういう意味では映画の80年以降の連中の方がおもろいなと思うし。最近、よく話が出るのが、映画と演劇をクロスオーバーできる演出家が出てこないかという話である。僕は、演劇の演出に関しては関心はないが。

まぁ、こういう毒を吐く前に、自分自身が力をつけなければ。