研究室に一年生が仮配属され、研究室内のオリエンテイションっぽいものが行われた。あんま、興味が湧かないが。
何だろう、今の現実が嫌で、新しく来るものに希望とか期待を持ちたいというのが、無いからだろうな。たぶん。
22日から映画館通り近辺のカフェを中心に、地域通貨がスタートする。ブランカフェで地域通貨の"c"(Cinemaのcである)に両替ができ、カフェでの支払の一部をcで払うことができる。1c = \1となり、ブランカフェにて500cから両替ができるようになる。利用者が払った500円は、インディーズ映画(アート)の支援に使われたり、古い良質の映画を再上映するための資金に使われる。また、地域通貨は、円との両替だけではなく、大通のゴミ拾いに参加すると500cをもらうことができる。事務局が催すゴミ拾いが13日の9:00からある。ブランカフェ集合。まだ、運用前なので、cはもらえないが、参加してみると、なぜ地域通貨が必要なのかのヒントを得ることができるかも知れない。
僕は、この地域通貨のアート部門をサポートすることになっている。地域通貨は、コミュニケーションを共にする通貨である。横のひろがりを持ったアートシーンに地域通貨があっているんじゃないかなって、前から漠然と考えていた。それを実現してみよう。
アラカワケンスケが目指す作品は、アートなのかパブッリクシティを持ったものなのかという話が前にあった。
僕が目指す作品とは、街に生きる作品だ。同時に、活きる作品だ。もし、アーティストになるのなら、街のアーティストになりたい。映画や映像作品を観た後に、居酒屋とかでみんながあの映画はどうだったのって、話すじゃない。そのとき、作品は社会の共有物に化す。その瞬間、僕のワークは良い方向に進んだと思えると思う。