夢の中で、ベトナムを旅行していた。ベトナムというと、密林を思い浮かべるのだが、夢の中のベトナムはきれいな海が広がっていた。もちろん、陸の向こうの方は緑だったが。
僕が生まれ育つ盛岡は、盆地の中にあり、海に行くというのは、車で2時間ぐらいの遠出を指し示す。だから、海に行くというのは、間違ってもサーファにでもならない限り、ほとんどない。余談だけど、交通の発達のおかげで、盛岡は三陸沖の新鮮な魚が食べられる。東京では高いサンマの刺身も、今日はお金がないからで買う感じ。
そうそう、本題。だから、僕は海が見える丘とか、憧れというか。「海」というより、街から遠くに見えて、そして青く輝いている海というのに、なんというか、心がときめく。だから、秋田市に行くのは好きだ。46号をずーと走っていくと、ずーと先に日本海が見える。あぁ、きれいと思う。
そのためか、「耳をすませば」の舞台になっているような所にも住んでみたい。盛岡を追われたときは(または、もっと気に入ったら)、そういう土地に住もうかなと思ったりする。