Powered by
Movable Type

2001.03.17

ただいま、ファミレスでこれを書いております。
本日、最後の予定が無念にもキャンセルになり、
久々の更新をしております。

昨日まで、発送の関係でひぃひぃ言いながら脚本を書いていたのですが、
それがいまいち。
参考にと、見せてもらった脚本のうまさに衝撃を受けて、
自分の無能さを知りました。
なんとか、来週頭までには、まとめないといけません。

本日は、午後から下北沢に行って来ました。
宿泊先から小田原線に乗って、
下北へ。
街の中をぶらぶらして、
ようやくシネマ下北沢を発見。
ラブシネマシリーズの三池崇史監督作品の「ビジターQ」を見てきました。
チケットを買おうと受付に行くと、
前の回の(上映後の)舞台挨拶が終わっておらず、
会場の関係でここで待っていてくださいと、外で待っていると、
どうやら舞台挨拶が終わったようで、中から拍手が聞こえてきたら、
入り口とは違う、恐らく裏口の階段から監督と出演者がぞろぞろと出てきて、
一発で色黒(サーファー?)の三池崇史が出てきた。
どうも、今日は偶然にも、初日だったらしい。
ほんで、映画を見終わった後だったら、サインをくださいって、
言ったのかもしれないんだけど、はっきり言って意識して
三池崇史作品を観たことがないアラカワは、この人なんだ程度の反応。
もちろん、見終わったお客さんは、サインだとか握手とかで応戦していました。
たぶんね、岩井(俊二)さんとかだったら、サイン!って、飛び跳ねているのだろうけど。

作品自体は、不思議におもろいというか、才能を感じてしまう作品でした。
自分の作品でへこんでいると、良い作品を観ると、
良い効果をもたらすのかもしれない。
サブカル好きのあなたは、ぜひご覧くだされ。
それから、シネマ下北沢では、毎晩、
「ざわざわ下北沢」を上映している。それも、21:00から。
明日、見ていない人を連れていこうと思っているのだけれど、
予定がつくのかな?

昨日は、MR研究所というところの成果発表会というのに言ってきた。
みなとみらいのパシフィコ横浜で催されていて、
僕はメディアアーティストの岩井俊雄の新作を目当てに行ってきた。
どうも、同時開催で国際学会も開かれていたみたいで、
国際色豊か。
僕としては、一般人の方が多いのかなと思ったら、
どちらかというと展示会という色が濃いようで、
逆に一般人が多い会場に驚いている関係者もいた。
岩井作品の列に並んでいると(どの展示も体験するには10分以上は並ばないといけない。)、岩井さん本人を発見!まじ!と思いながらも、
まずは、作品を全部観ないと思いつつ、
岩井さんの位置を把握しながら、並ぶ。
作品は、三つあったんだけど、
僕が一番好きな作品は、光にセンサーを近づけると、
光によって、音が違うという作品。
みんな、ヘッドホンをしながら、配置されている光にセンサーを近づけて、
音を探る。まるで、昆虫採取か、自然観察会みたいな雰囲気。
同じような光なんだけど、それぞれ別な音が出てくる。
なんでも、光の細かい点滅で、音を転送しているらしい。素晴らしい。

全部の作品を見終わって後、
気合いを入れて、岩井さんに声をかける。
とても気さくな方で、感想だとか、岩井さんに質問したりした。
帰り際に、連絡先を教えてくださいと言われて、
あっ、名刺をコートにいれっぱなしで持ち合わせていない(不覚)と気づき、
それを伝えると、じゃぁ、ぼくのをと、名刺を頂いた。
あとで、メールをちょうだいと。
ありがたや。

やっぱり、あこがれの人に会うと、
なんとも不思議な気分であるし、緊張する。
なんだけど、岩井さんに会ったと言っても、
驚く人が周りに少ないのが、残念。

明日は、原宿でTOMATOを見てくる予定。
そのあと、仙台に向かおうかと思っております。