Mapserverで大量のラスタデータを扱う方法

Mapserverで大量のラスタデータを読み込んで処理する場合、TileIndex化を行うと便利だ。

インデックス化を行うには、gdal系のコマンドgdaltindexを用いる。

$ gdaltindex mapdata/index.shp mapdata/image/*.tif

TIFFファイルは、GeoTIFF形式でも良いし、または同名のワールドファイルを同じディレクトリに存在している形でも良い。

Mapfileには、以下のような指定を行う。

LAYER
NAME "tile"
STATUS ON
TILEINDEX "mapdata/index.shp"
TILEITEM "Location"   #デフォルトでの指定
TYPE RASTER
END

例えば、平面直角座標系(IX系)のラスタデータをTileIndexで読み込む場合は、このようにMapfileに記述する。

LAYER
NAME "tile"
STATUS ON
TILEINDEX "index.shp" //gdaltindexで生成した*.shpファイルを指定
TILEITEM "Location"
TYPE RASTER
TRANSPARENCY 100
PROJECTION //平面直角座標系(IX系)の指定
'proj=tmerc'
'ellps=WGS84'
'lat_0=36'
'lon_0=139.8333333333333'
'k=0.999900'
'x_0=0'
'y_0=0'
'towgs84=0,0,0,0,0,0,0'
#'towgs84=-147.54,507.26,680.47,0,0,0,0' //旧日本座標系だった場合の補正
'units=m'
'no_defs'
END
END

参考サイト
Yaskey: GeoTIFF を作成する

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